2001年から10年連続国内SUVNo.1!初代「タフギア」日産 エクストレイル T30型【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
2000年に登場した日産 初代 エクストレイルは、「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というコンセプトで発売。開発においては、「タフギア道具」が目標に掲げられていた。オフロードで頼もしい走りをするCMと200万円台から購入できる乗用車ベースのクロスオーバーSUVのエクストレイルは、2001年から国内SUV部門販売台数1位を10年にわたり獲得し続けた。
タフな印象の見た目と280馬力のエンジンを組み合わせていた初代 エクストレイル
ごろっとしたボクシーなスタイルの5ドアSUVであるため、室内空間やラゲッジスペースも十分な広さを実現。水平基調で横長スタイルのシンプルなインテリアとすることで、死角の少ない広々とした視界が確保される。
搭載されるエンジンは、2.0L 直列4気筒の自然吸気とターボエンジンの2種類。特に、ハイオク仕様のターボエンジンの最高出力は280馬力を発揮するハイパフォーマンスモデルであった。
賢い四輪駆動システムを採用
駆動方式は、前輪駆動とトルク配分型電子制御式四輪駆動「ALL MODE 4×4」をラインナップ。平常時は前輪100:後輪0のFF状態で燃費を稼ぎ、必要に応じて後輪に駆動力を配分。この、「ALL MODE 4×4」は進化を続け、現在のエクストレイルにも採用されている。
タフなイメージを作り上げたプロモーション
砂漠の中を疾走するエクストレイルが映し出され、雪山や海などで趣味を楽しむ、アクティブなライフスタイルを描いたテレビCMは、エクストレイルはタフで趣味にも使える車としてのイメージを作り上げた。
コンセプトの「4人が快適で楽しい四駆」を映像で再現することにより、エクストレイルの販売台数を伸ばすことに大きく貢献した。
スペックや価格
■全長×全幅×全高:4,510mm×1,765mm×1,750mm
■エンジン
・直列4気筒 2.0L DOHC QR20DE型 150馬力
・直列4気筒 2.0L DOHC ターボ SR20VET型 280馬力
■トランスミッション:4速AT/5速MT
■駆動方式:前輪駆動/四輪駆動
■販売期間:2000年~2007年
■価格:185万円~282万5000円
(※スペックや価格は2001年式)
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