第28回RJCカーオブザイヤー決定記念! 過去5年の受賞車を振り返る【プレイバック】

  • 筆者: オートックワン 編集部

過去5年分のRJCカーオブザイヤーをまとめて振り返り!

2018年11月13日、第28回(2019年次)RJC カーオブザイヤーに三菱 エクリプスクロスが選出されました。三菱自動車がRJCカーオブザイヤーを受賞するのは、軽自動車の「i」(2007年次)以来ということです。

そこで今回は、過去5年分のRJCカーオブザイヤー受賞車を、これまでのオートックワンの記事を交えて振り返ります。

◆【画像】これまでのRJCカーオブザイヤー受賞車を画像で見る

【関連記事】三菱 エクリプスクロスが第28回RJCカーオブザイヤー受賞

第27回(2018年次)RJC カーオブザイヤー受賞車:スズキ スイフト

スズキ スイフトは、大胆に進化した躍動感のあるスタイルと高いハンドリング性能が特長のコンパクトカー。現行モデルではハイブリッドモデルが用意されたほか、軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」が採用されています。

派生モデルとして、スポーツモデルの「スイフトスポーツ」も後に追加されました。

受賞理由

スイフトシリーズはスポーツやハイブリッドもバリエーションに揃え、幅広いユーザーに対応。特に6速MTのスイフトスポーツは、動力性能、操縦性も優れ、高いスポーツ性を持つ。また独自の機構を持つハイブリッドは、5AGSともマッチングしたもので、利点の多いハイブリッドを廉価に提供した。

【受賞当時の記事】スズキ スイフトが3代連続となるRJC カー オブ ザ イヤーを受賞

【試乗記事】正統派コンパクト 新型「スズキ スイフト」がフルモデルチェンジで魅せる、地味ながら凄いワザ

第26回(2017年次)RJC カーオブザイヤー受賞車:日産 セレナ

日産 セレナは、“BIG”“EASY”“FUN”をコンセプトに開発された同社ミニバンの代表モデル。広く見晴らしの良い室内空間や、「ハンズフリースライドドア」「デュアルバックドア」などの便利機能の採用により、ミニバンとして使い勝手の良いモデルとなっています。また同一車線自動運転技術「プロパイロット」が採用されるなど、先進技術も充実しています。

後に、ガソリンエンジンで発電された電力で100%モーター走行する「セレナ e-POWER」も追加されました。日産は、このe-POWERで、2019年次に「RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞しています。

受賞理由

足先の動きでサイドドアが開閉できる「ハンズフリースライドドア」、バックドアの上部だけの開閉もできる「デュアルバックドア」、2列目のシートを横スライドさせて3列目シートへの乗降性を大きく向上させたアイデアなど、ミニバンとしての利便性を徹底的に追求すると同時に、レベル2の自動運転サポート技術を比較的価格の安いモデルで実現したことを高く評価した。

【受賞当時の記事】今年のRJCカー・オブ・ザ・イヤーは日産セレナに決定!

【関連記事】日産、e-POWERが2019年次「RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞

【試乗記事】遂にハイブリッドの“e-POWER”を搭載した、日産 セレナe-POWERの実力やいかに!?

第25回(2016年次)RJC カーオブザイヤー受賞車:スズキ アルト/アルトラパン

スズキ アルトは、同社の軽セダンモデルとして長年ラインナップされて続けています。

現行型は、メガネをイメージさせるヘッドライトが印象的なデザインとなっています。また、最軽量グレードでは700kgを切る車重の軽さも大きな特長です。

ターボエンジン搭載の「ターボRS」、さらに5速マニュアルシフトを装備した「ワークス」と、走り重視の層向けのグレードも設定されています。

また、アルトをベースに女性向けの可愛らしい内外装とした派生車種「アルトラパン」もあり、こちらも合わせてRJCカーオブザイヤーを受賞しました。

受賞理由

アルト・シリーズは新設計のプラットフォームによる軽量化が最大の特徴である。常に軽量化が求められてきた軽自動車にとって、これは厳しい。しかも剛性のアップも不可欠。エンジンの改良は当然だ。まさにミリ単位の挑戦である。

その結果、操縦性や燃費が大幅に向上した。プラットフォームと足のバランスもすばらしい。ノーマルでもコーナリングの安定性は想像以上に高い。また、アルトだけでなく、スポーティモデルのターボRSや発表されたばかりのワークス、ファッション性の高いラパンなど、モデルバリエーションも多い。基本性能の高さに加え、選択肢の多彩さも授賞のポイントだ。

【受賞当時の記事】2016年次 RJCカーオブザイヤーはスズキ「アルト」に

【試乗記事】スズキ新型アルト試乗&燃費レポート|低燃費のための軽量化は乗り心地に影響するのか?徹底評価!

第24回(2015年次)RJC カーオブザイヤー受賞車:スズキ ハスラー

「遊べる軽」というキャッチコピーで登場したスズキ ハスラーは、遊び心溢れるデザインと、高い積載性が特長の軽自動車です。赤や黄色など、ビビッドなボディーカラーが採用されており、内装に外装色と同じ色のパネルを取り入れることができるなど、お洒落な演出が多く取り入れられています。アウトドアの使用を想定した4WDグレードも用意されました。

受賞理由

ライトな感覚の軽自動車SUVとしての新しいジャンルを開拓した。動力性能ばかりでなくボディカラーなどの色に対する配慮も行き届いている。しかも街乗りにも充分な快適性を備えている。広い意味でユーザーに夢を与えてくれるクルマである。家族でも、一人でもペアでも楽しめる。その懐の深さと新鮮さを高く評価した。

【受賞当時の記事】2015年次RJCカーオブザイヤー、スズキ ハスラーが最優秀賞を受賞

【試乗記事】スズキ ハスラー 試乗レポート/今井優杏

第23回(2014年次)RJC カーオブザイヤー受賞車:マツダ アテンザ

アテンザは、マツダのSKYACTIVテクノロジーや、デザインテーマ「魂動(こどう)」が採用されている同社のフラッグシップセダン。ガソリンエンジン仕様の他にクリーンディーゼルエンジン仕様が用意されており、ディーゼルらしいパワフルな加速を楽しむことができます。2018年には大幅な改良が実施され、内外装のブラッシュアップや新エンジンの搭載が行われました。

受賞理由

このクラスの車としては珍しいほどの軽快さと、ナチュラルで正確なハンドリングにより乗っていて楽しい車に仕上げた。しかも、きわめて優れたディーゼルエンジンも搭載し、その普及にも大きく貢献した。

同社独自開発のスカイアクティブ・システムに加え、減速時のエネルギーをキャパシターに蓄積するi-ELOOPを開発。総合的に環境性能と操る楽しさを両立させたモデルに仕上げたことが評価された。

【受賞当時の記事】マツダ「アテンザ」が『RJCカーオブザイヤー』を受賞

【関連記事】なぜマツダはディーゼルに拘るのか?車種ごとのディーゼル販売比率を調べてみた

【試乗記事】マツダ アテンザ(2018年大幅改良モデル)│スポーティなクルージングが愉しめるマツダのフラグシップセダン

【毎週水曜日・日曜日は、オートックワンの誇る記事アーカイブから気になる情報をピックアップする連載「プレイバック」をお届け!来週もお楽しみに】

[筆者:オートックワン編集部]

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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