日産、早くも“一般道”での自動運転デモを披露!(1/2)
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- 筆者: 国沢 光宏
想像しただけで難易度の高さが考えられる、一般道での「自動運転」
トヨタは、高速道路での自動運転の目標を「2020年」に設定。先日、最新バージョンの試乗会(というよりお披露目)を行った。この時のレポートについては、すでにお伝えした通り。歩行者や信号の無い高速道路であっても、なかなかの難易度でございます。
日産の自動運転技術は、他社に比べてより“現実的”
日産のシステムの凄さは、精密な地図が不要という点にある。
一般的な自動運転は基本的に精密な地図に沿って走り、障害物などあれば対応してます。ホンダのアシモ君も同じで、決められた場所だけしか動かない(床を見るとマーキングしてある)。高速道路に於けるトヨタの自動運転は、プログラムされたコースだけで可能。
日産のシステムと言えば、比較的簡単なナビのデータを(もちろん普通の地図情報より少し詳しい)使うのみ。その気になれば精密データの無い道だって走れてしまう。より現実的な技術と言っていい。
操作は簡単。ナビ画面で目的地をセットし、自動運転ボタンを押すだけで稼働。自動運転君が目的地を目指し、一生懸命走るというもの。
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