ブリヂストン、「ポテンザ S001RFT」をジュネーブモーターショーに参考出展
ブリヂストンは、2011年3月1日(火)~3月13日(日)までスイスのジュネーブで開催される「ジュネーブモーターショー」に「ポテンザ S001RFT」を参考出展する。
参考出展の「ポテンザ S001RFT」は、2010年に発売した「ポテンザ S001」の優れたドライ・ウェット性能はそのままに、安全・環境に優しいという特徴を持つランフラットタイヤだ。
2009年3月に発表したランフラットタイヤの乗り心地向上を可能にする新技術を採用した第3世代ランフラットタイヤであり、「ポテンザ S001」と比べても遜色のない乗り心地を実現する。
1.発熱を抑える新サイド補強ゴムを採用
「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」採用により、カーボンの分散が向上した新サイド補強ゴムは、タイヤに負荷がかかった際に発生するカーボン同士の摩擦が減り、発熱が抑制される。
これにより、ランフラット走行(空気圧が失われた状態での走行)時のタイヤサイド部の屈曲運動による発熱を従来のサイド補強ゴム対比約半減させる。
2.タイヤサイド部を冷却する「COOLINGFIN(クーリングフィン)」を採用
「COOLINGFIN」は、タイヤサイド部の表面に設けたタイヤ径方向に延びる突起で、空気の乱流を促進してタイヤを冷却する技術だ。
2010年に発売した「ポテンザ S001」は、「フェラーリ458 Italia」や「アストンマーティンRapide」、「LEXUSLFA」に新車装着されているプレミアムスポーティータイヤだ。
参考出展の「ポテンザ S001RFT」は、ヨーロッパ市場で市販用タイヤとして、2011年8月に4サイズ発売予定であり、以降もグローバルに展開する予定だ。
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