ジャガー・ランドローバー、全世界での販売台数が前年比19%増を記録
ジャガー・ランドローバー社は、2010年の全世界での販売台数が、イギリス、アメリカ、中国における好調な業績を追い風に、全体で19%増加したことを発表した。
また、四半期ごとの販売でも、ニューモデルの導入と既存モデルの刷新により、すべての四半期で前年を上回る成績を記録した。
ランドローバーの世界販売台数は25%増加し、世界102の市場のほとんどで好調な実績を記録。同社の五大市場であるイギリス、アメリカ、中国、イタリア、そしてロシアだけで、売上全体の66%を占めた。
製品別ではディスカバリー4が45%増、レンジローバー及びレンジローバー・スポーツが30%増、そしてフリーランダー2が21%増となった。
好調だったランドローバーの販売について、グローバルブランドディレクターのジョン・エドワーズは次のように述べている。
「自動車業界にとり、2010 年は引き続き厳しい環境だったにもかかわらず、ランドローバーの年間を通じての販売は全世界的に好調でした。中でも3月は月別売上において、当社の史上最高記録を塗り替えました。モデルラインナップを刷新したこととレンジローバー・イヴォークの投入によりブランド全体が非常に活性化され、それがお客様に非常に好意的に迎えられました。」
ジャガーの業績について、グローバルブランドディレクターのエイドリアン・ホールマークは次のように語っている。
「新型XJの市場投入により、2010 年でジャガーの製品ラインナップの刷新が完了しました。新型XJは非常に高く評価されています。ジャガーは、現在、お客様にとって大変魅了的で強力な製品群を提供しています。市場環境は引き続き困難ではありますが、私は2011年の販売については、慎重に楽観視しています。」
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