メルセデス・ベンツ、Sクラスにハイブリッド及びAMGモデルを追加
メルセデス・ベンツ日本は、 メルセデス・ベンツの最高級セダン「Sクラス」のハイブリッドモデル「Sクラス ハイブリッド」に 標準ホイールベース仕様モデルを追加設定するとともに、ハイパフォーマンスモデル 「S63AMG ロング」に新開発エンジンを搭載し、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規 販売店ネットワークを通じ発売すると発表した。
メルセデス・ベンツの現行型Sクラスは、日本において2005年10月の発売開始以来、累計で21,000台以上の販売台数を誇る同セグメントのトップセラーモデルだ。
また、2008年9月に販売開始した輸入車初のハイブリッドモデル「Sクラス HYBRIDロング」は、2010年10月末時点で Sクラス全体(8モデル)の約15%と堅調な販売を続けている。
Sクラスハイブリッド
今回新たに追加される「Sクラスハイブリッド」は、広いリアシートスペースにより法人需要の多い 「Sクラスハイブリッドロング」に比べ、全長が13cm、最小回転半径が約20cm短い標準ホイ ールベースを採用し、自ら運転するオーナードライバーにとって運転しやすいボディ サイズとなっている。
「Sクラス ハイブリッド」は、Sクラス ハイブリッドロングと同様に、小型で軽量なリチウムイオンバッテリーの採用で、ハイブリッド化による重量増はわずか75kg。
トランク容量はガソリンモデルと同容量を確保し、走行性能や快適性をいっさい犠牲にすることなく低燃費とトップレベル の環境性能を実現、エコカー減税対象車として自動車取得税・重量税が100%減免される。
S63 AMGロング
また、ハイパフォーマンスモデル「S63 AMGロング」に搭載される、メルセデスAMG社開発の新型高性能エンジンは、排気量を従来の6.3リッターから5.5リッターへとダウンサイジングが図られた。
最高出力400kW(544PS)、最大トルク800Nmと従来比+14kW(+19PS)/+170Nmの パフォーマンス向上を実現しながらも、新たにECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)や、トランスミッション 「AMGスピードシフトMCT」(電子制御式7速トランスミッション)を搭載することにより、従来モデルに比べ5割以上の燃費改善が図られ、CO2排出量は244g/kmという環境適合性を実現している。
HYBRID(3.5L V6+ハイブリッド)
ハンドル:左
価格:12,700,000円
S63 AMGロング(5.5L V8)
ハンドル:左/右
価格:22,920,000円
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