ダンロップ、タイヤ安全プロジェクトを全国で実施
ダンロップの住友ゴム工業は、10月2日(土)に全国47都道府県で一斉に5回目となる「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」を実施した。
ダンロップでは、2008年10月から年2回「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」として全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を「道の駅」などで実施している。
タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、各点検会場に来場された車両に装着されているタイヤの残溝、空気圧、タイヤ表面の損傷等の点検を行い、同時にドライバーの方にタイヤの安全で正しい使用方法や管理方法、適正な空気圧での走行が燃費向上につながる事などを説明し、タイヤ点検の重要性を訴えた。
今回の活動では、全国で5,326台の車両のタイヤを点検。その結果、空気圧の過不足などのタイヤにかかわる整備不良率は全体の約 25%で、その内訳は空気圧の過不足が約13%と最も多く、次にタイヤの残溝不足が約4%という結果であったという。
さらに今回は、東名高速道路の海老名サービスエリア(下り)でも、タイヤ点検の重要性を分り易く記載した「タイヤ安全ハンドブック」を3,000部配布すると共に、スリップサインの露出したタイヤの展示や低燃費タイヤマーク低燃費タイヤ「エナセーブシリーズ」などを展示し、「スリップサインの見方」や「空気圧と燃費の関係」など、来場者から寄せられた様々なタイヤに関する質問に回答する等の安全啓発活動を実施。
ダンロップでは、今回の点検結果を踏まえ、今後もドライバーへタイヤの安全で正しい使用方法や管理方法などを知らせていくという。
次回の「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」は、2011年4月に開催する予定となっている。
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