BMWグループ、2010年販売台数および収益予測を上方修正

BMW

世界各地における自動車市況の回復にともない、BMWグループの2010年第2四半期および通年収益は以前の予測を大きく上回る見込みとなった。

今年前半の乗用車販売台数は前年同期に比べて13.1%増加、さらに、通年では前年比約10%増の140万台を超す見込みとなっている。全世界で市場が回復してきたことに加え、BMW 5シリーズやBMW X1などのニューモデルに対する堅調な需要も業績面でプラスとなっている。

自動車市場の状況が上向いたことを受けて、BMWグループでは乗用車部門の通年売上高の金利払前税引前利益(EBIT)率予測を5%超に上方修正した。

ファイナンシャル・サービス部門では、市場が持ち直し、大きなリスクが減少したことから税引前利益の大幅増加と株主資本利益率目標値18%超を達成することを目指している。

事業見通しが大きく改善したことから、BMWグループでは通年における税引前利益の前年比増加幅についても上方修正した。

2010年のグループ実績については、これまでの予測においても、乗用車部門で販売台数が1桁台の着実な伸び、売上高EBIT率が1桁前半、ファイナンシャル・サービス部門でも業績改善など、大幅な伸びが見込まれていた。 今年後半に依然として数多くの経済リスクが残る状況から、今回の修正予測は、今後も経済回復が継続し、事業環境が大きく悪化しないことを前提として発表された。

2012年については、乗用車部門ではこれまで同様、売上高EBIT率8-10%、使用総資本利益率(ROCE)26%超を目標とする。また、ファイナンシャル・サービス部門では、株主資本利益率18%以上を目指す。

なお、2010年6月30日までの第2四半期決算は、本国より2010年8月3日に発表される予定である。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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