F1カナダGP:マクラーレンが1-2フィニッシュ、小林可夢偉はリタイア
2010年 F1 第8戦 カナダGPの決勝レースが13日(日)、モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた。
1年ぶりにF1カレンダーに戻ってきたF1カナダGP。前日の予選では、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がポールポジションを獲得し、開幕戦から続くレッドブルの連続ポールポジション記録をストップさせた。
優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。ハミルトンは、スーパソフト-ミディアム-ミディアムのタイヤ戦略でスリリングかつ非常に見所の多いレースに優勝した。ハミルトンに続いてチームメイトのジェンソン・バトンがフィニッシュラインを越え、マクラーレンが前戦に続き1-2フィニッシュを達成した。フェラーリのフェルナンド・アロンソが3位を獲得した。
18番手からスタートした小林可夢偉(ザウバー)は、スタートの混乱をさけて10番手までポジションをあげたが、最終シケインで縁石に大きく乗り上げ、そのままウォールにクラッシュ。1周目でレースを終えた。
小林可夢偉
「起きてはならない事がおきてしまいました。18番グリッドからスタートして、1周目のバックストレートで9番手をニコ・ヒュルケンベルグと争っていました。僕たちの前を走っていたミハエル・シューマッハーがシケインへのブレーキングでなにかトラブルがあったようで、3人ともブレーキングが遅れて行き場がなくなってしまいました。その結果、縁石にのってクルマが跳ねてしまい、クルマにひどいダメージを負って止めるしかありませんでした」
F1カナダGP 結果
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
3位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
4位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
5位 マーク・ウェバー (レッドブル)
6位 ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)
7位 ロバート・クビサ (ルノー)
8位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
9位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
10位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)
11位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
12位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
13位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
14位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)
15位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
16位 ヘイキ・コバライネン (ロータス)
17位 ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)
18位 カルン・チャンドック (ヒスパニア・レーシング)
19位 ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン・レーシング)
--位 ティモ・グロック (ヴァージン・レーシング)
--位 ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)
--位 ペドロ・デ・ラ・ロサ (BMWザウバー)
--位 ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)
--位 小林可夢偉 (BMWザウバー)
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