ミシュラン 「MICHELIN ENERGY SAVER」をアシストがタクシー用プリウスに採用

ミシュラン MICHELIN ENERGY SAVER プリウス

日本ミシュランタイヤは、低燃費性能と安全性を両立した「MICHELIN ENERGY SAVER」が、株式会社アシストのタクシー用トヨタ・プリウス全116台に採用されると発表した。

アシストは、都内4箇所(西新井、潮見、墨田、三鷹)に営業所を構え、212台の車輌によるタクシー業を営んでいる。「環境負荷を減らす低公害・低料金タクシーの普及」を目指し、この度、同社のプリウス全116台のタイヤをミシュランの低燃費タイヤ「MICHELIN ENERGY SAVER」(サイズ:185/65R15)に切り替えることとなった。また、同社が所有するトヨタ・コンフォート96台にも順次、ミシュランの「MICHELIN ENERGY SAVER」(サイズ:195/65R15)が装着される。

株式会社アシスト 代表取締役社長の山中 達夫氏は、「当社はお客様の安全と環境への配慮を重視しており、東京都内で初めて本格的にトヨタ・プリウスをタクシーに導入しました。現在、全212台の車輌のうち116台をプリウスで運行しています。今回、プリウスに装着するタイヤを再検討するにあたり、もっとも大切な『安全性』に加え、『低燃費性』と『耐久性』も兼ね備えたタイヤとして『MICHELIN ENERGY SAVER』の採用を決めました。ミシュランは、『エコ・ファースト企業』としての認証も受けており、環境負荷の低減を目指す当社と価値観を共有していることも、今回決定した理由の一つです」と述べた。

今回採用された「MICHELIN ENERGY SAVER」は、業界の自主基準である「低燃費タイヤ等の普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度)」に基づく「低燃費タイヤ」に適合しており、転がり抵抗性能が「A」、ウェットグリップ性能が「c」の等級となっている。「MICHELIN ENERGY SAVER」は、トータルバランスを重視するミシュランのポリシーを体現化した商品として、低燃費性と安全性に加え、耐摩耗性の向上も目指している。デュラブルセキュリティー・コンパウンドテクノロジーを採用し、摩耗が進んだ際のコンパウンドの剛性や特性の変化を防ぎ、グリップ低下の抑制が目指された。これにより長期にわたり優れたウェットブレーキング性能が持続するよう目指された。また、トレッドが路面により均一に接地するように設計し、グリップ性能が最大限に発揮されるとともに、偏摩耗の抑制が目指された。

日本ミシュランタイヤ株式会社PC/LT事業部執行役員のポール・ペリニオは、「(株)アシスト様に都内タクシー会社では初めて全車輌へのミシュランタイヤの導入をご決断いただき、大変光栄です。運転のプロフェッショナルであるタクシードライバーの方々にお試しいただいた上でご採用いただき、非常に嬉しく思います。トータルバランスを追求するミシュランの『MICHELIN ENERGY SAVER』によって、先進的にタクシー業を営んでいらっしゃる(株)アシスト様の安全性と経済性向上への取り組みを足元から支えていきます」と述べた。

株式会社アシストについて

1995年に設立された(株)アシストは、生協の個人宅配の請負、 一般貨物自動車運送に加え、1998年よりタクシー事業に参入した。バス・タクシー事業の分野において、一定以上の優れた環境取り組みを実施している事業者を認定する「グリーン経営認証制度」を2009年3月に取得。「環境負荷を減らす低公害・低料金タクシーの普及」を目指し、全212台の車輌のうち116台をトヨタ・プリウスで運行している。顧客からのプリウスの配車指名が多く、乗車率が高まるとともに、環境志向の高い企業との法人取引も拡大している。また、深夜割増を廃止したことにより、長距離顧客の指名も増えている。同社ではこのほかに、飲食店経営、介護事業、中古ゴルフ用品販売などの事業を展開している。

エコ・ファースト制度について

「エコ・ファースト制度」とは、環境省が2008年4月に創設した制度で、企業の環境保全に関する行動を更に促進していくため、企業が環境大臣に対し、京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策 など、自らの環境保全に関する取り組みを約束する制度のこと。ミシュランは2009年3月9日に環境省より「エコ・ファースト企業」の認証を受けた。

低燃費タイヤについて

2010年1月から、タイヤの転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を等級制度に基づき表示するラベリング(表示方法)制度がスタートした。このラベリング制度は、社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が自主基準として策定したもので、転がり抵抗係数の等級がA以上でウェットグリップ性能の等級がaからdの範囲内にあるものを「低燃費タイヤ」として定義している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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