トヨタ、プロボックスならびにサクシードを一部改良
トヨタは、プロボックスならびにサクシードを一部改良し、プロボックスは全国のトヨタカローラ店、サクシードは全国のトヨタ店ならびにトヨペット店を通じて、6月1日より発売した。
今回の改良では、バンの1.5L車(ガソリン・2WD・4速オートマチック)において、オルタネーターの制御などを改良し、燃費を16.0km/L(従来型比+0.2km/L)に向上、「平成22年度燃費基準+15%」を達成。また、ガソリン車全車でエンジンECUを変更、空燃比センサーを追加することで、排出ガスの低減を図り、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成している。これによりバンの1.3L・1.5L車(ガソリン・2WD・4速オートマチック)は、「環境対応車 普及促進税制」の対象となり、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。
さらに、プロボックスは全車のドアミラーに電動リモコン式を採用するとともに、一部グレードでUVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア)、カラードアウトサイドドアハンドルを標準装備。
また外板色は、新たにシルバーマイカメタリック、ベージュメタリックの2色を含む全5色(プロボックス・サクシード共通)としたほか、サクシードについては、リヤコンビネーションランプの色調も変更している。
同時に、ワゴンのプロボックス特別仕様車F“エクストラパッケージ・リミテッド”(ベース車は「F」)、サクシード特別仕様車TX“G パッケージ・リミテッド”(ベース車は「TX」)には、ベース車同様の改良を施したほか、14インチアルミホイールを特別装備(プロボックスはメーカーオプション)し、外板色に特別設定色マルーンブラウンマイカを追加し、より魅力的な仕様としている。
あわせて、TECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。