ヤナセ、日本エコシステムと提携 … 太陽光発電事業に参入
ヤナセは、日本エコシステムと新たに販売パートナー契約を締結し、太陽光発電システムの紹介活動を開始する。まず、本年5月から東京都内26 のヤナセグループ新車・中古車販売店で開始。その後順次、他エリアにも拡大し、2012 年春までに北海道エリアを除くグループ直営全店への展開を目指す。
太陽光発電は、2009 年11 月より新たな電力買取制度が開始され、今後ますます普及の加速が見込まれている。“2020 年までに排出CO2 を1990 年比25%削減”という政府目標の達成に向け、2020年までに1000 万戸への導入が予想されており、一般家庭への太陽光発電システムの設置は社会的課題となっている。
日本エコシステムは、太陽光発電システム業界で国内トップクラスの販売・施工会社であり、これまでの販売・施工実績は、既築住宅を中心に国内1.4 万棟にのぼる。
ヤナセでは、今後の普及段階で、太陽光発電システムに関心を持つユーザーの増加が見込まれることから、自動車販売部門の営業担当者が商品知識を習得し、ユーザーのニーズに合ったコミュニケーションが図れるよう、取り組みを開始することに決定した。
ヤナセは、2007 年から水性塗料を用いた補修作業を開始するなど、クリーンな環境への対応を進めている。本年7月には、リニューアル開設する「ヤナセ 杉並支店」整備工場の屋根に当社初の太陽光発電システムを設置。同整備工場の消費電力10%を太陽光発電で代替する予定としている。
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