メルセデス・ベンツ、Sクラスに自動追従型クルーズコントロールをオプション設定
メルセデス・ベンツは、レーダーにより先行車を認識し、速度に応じた車間距離を維持しながら車両の加減速を自動的にコントロールするディストロニックに、車両が停止するまで機能する渋滞追従機能を加えた「ディストロニック・プラス」をメルセデス・ベンツ Sクラスのオプションとして追加設定し、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店を通じ発売する。
ディストロニック・プラスは、従来のディストロニックと同様、悪天候下でも影響を受けにくいミリ波(77GHz)レーダーを使用して前方の車両を監視し、自車の速度に応じて先行車との車間を一定に保持するシステム。減速が必要な場合にはエンジンとブレーキを自動制御してスムーズな減速を行ない、また先行車が加速し充分な車間距離が確保されると、任意に設定した速度まで自動的に加速し、先行車に追従します。さらに、先行車が停止した場合や渋滞路では、時速0km/hまで減速することが可能となりまった。
また、先行車が急停止した場合や障害物に接近した場合などには、警告音とランプでドライバーに急ブレーキ操作を促すとともに、ブレーキを踏み込んだときに最大限の制動力を発揮できるよう備えるブレーキアシスト・プラスも採用している。
この新装備 ディストロニック・プラスは、S 550、S 550 ロング、S 550 4MATIC ロング、S 600 ロング、S 63 AMG ロング、S 65 AMG ロングにオプションとして装着が可能。メーカー希望オプション設定価格は23万1,000円(税込)となっている。
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