ロールスロイス ゴースト、red dot award 2010で「best of best」を受賞

ロールスロイス ゴースト

ロールスロイスの最新モデルであるゴーストが、世界最大のデザインコンペティション「red dot award 2010」において、最も優れたデザインに対して与えられる最高の賞「best of best」を受賞した。

「red dot award」は。確かな品質と革新性を両立したデザインに対して与えられるもので、今回、ロールスロイスというブランドの伝統的な価値を21世紀のモダンなスタイルで表現したロールスロイス ゴーストの高級感溢れる独自のデザインが評価され、最高賞に選ばれた。

今回の名誉ある受賞に際し、チーフ・デザイナーのイアン・キャメロンは自らが率いるデザインチームの功績を讃え、次のように述べた。

「このたびの受賞は、ロールスロイスのデザインチームチーム全員にとって最高の栄誉です。デザイナーにとって何より難しいのは、アイデアを具現化すること、すなわり、実際に見て、触れ、感じることのできるかたちに転換することなのです。我々のチームは、ゴーストでこれを見事に成し遂げてくれたことを誇りに思うと同時に、それが特別な賞によって認められたことを心からうれしく思っています」

ゴーストの流れるようなデザインは、堂々たる「ヨット・ライン」スタイルを形づくっている。大きく滑らかなボディサーフェスが、削りだされたように優美に水平方向を走るラインの間を流れ、この車の存在感と高級感を際立たせている。力強いショルダーとサイドは、リアウイングからテールライトに向かってシャープに絞り込まれるように流れている。そびえ立つフロントノーズ、長いボンネット、短いフロントオーバーハング、はっきりと角度のついたAピラー、そしてエレガントなテール部といった伝統的なロールスロイスのデザイン要素を受け継ぎつつも、格式張らない雰囲気を醸し出している。

また、走行中にホイールセンターキャップのロゴを直立に維持する自動調整機能や、進化したフロントグリルを縁取るキセノン・ヘッドライトなどが、ゴーストに現代的な雰囲気を添えている。ゴーストのフロントグリルでは、インテークの両端は内側にゆるやかなカーブを描き、そのため整流板は開口部から少し奥まって位置している。

キャメロンによれば、これは「伝統的な『パルテノン神殿』スタイルよりも、ジェット機のインテーク(吸気口)をイメージしたデザイン」であり、オプションのクローム・テールパイルとともに、ゴーストがこれまで開発されたロールスロイスのモデルのなかで最もパワフルでダイナミックなモデルであることを物語っている。

red dot awardは、1955年に創設された歴史ある賞で、プロダクトデザイン分野において世界最大のデザインアワードのひとつと称される国際的にも評価の高い賞。自動車のほか、建築、家庭用品、ファッション、生命科学、医学を含め、幅広い分野の優れたデザインに与えられるもので、2008年にはロールスロイス ファンタム・トロップヘッド・クーペも優れたデザイン品質を認められ、この賞が授与されている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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