かわいい日産 マーチがマイチェンで大人になった！？ 新型ノート風のマスクにリニューアル ～メキシコで初公開～

40年近い歴史を誇る老舗コンパクトカーブランドがリニューアル

メキシコの日産現地法人は2021年1月30日（土）、日産 マーチのマイナーチェンジモデルを初公開した。また新型マーチの正式発売に先駆け、ティザーキャンペーンによる先行受付を始める。

新型マーチは2月1日から17日まで先行販売する。6つの異なる仕様が用意されており、そのうちのいくつかの仕様は2トーンカラー仕様となっている。

カワイイマーチがスタイリッシュに生まれ変わった

日産 マーチは、1982年に初代モデルが発表されて以来、40年近くに渡り販売を続ける老舗のコンパクトカーブランドだ。

現在売られているのは、2010年に登場した4代目。現行型はタイやメキシコ、中国など世界各地の日産工場で生産されるのが特徴だ。日本仕様も日本では生産せず、日産のタイ工場で生産し輸入し販売している。

より幅広い層から支持を集めそうなフロントフェイス

マイナーチェンジにより、新型マーチのデザインは従来型に比べ力強さを増した。

Vモーショングリルが強調された新デザインは、キックスなど近年の日産コンパクトモデルに共通するテイストを持つ。かわいらしい印象が強かったマイナーチェンジ前に比べると、より幅広いユーザー層からの支持を集めそうだ。

メキシコで先行発表！ 日本仕様はどうなる！？

メキシコ製日産 マーチの価格は、ベースグレード「SENSE」（MT）21万9900ペソ（約113万円）から、最上級「EXCLUSIVE」（2トーンカラー）30万4900ペソ（約157万円）まで。

※1ペソ5.16円で換算

間もなく生誕40周年！ 老舗コンパクトカーブランドの再起に期待！

2021年2月1日（月）現在、日本の日産から新型マーチの国内発売に関する公式な発表はない。しかし日本仕様もいずれこのデザインに変更される可能性は高いだろう。

日産 マーチは、間もなく誕生から40周年を迎える。しかし新型ノートや軽自動車デイズ／ルークスなどに市場を奪われ、月500台程度が細々と売られている現状は寂しい限りだ。スタイリッシュな新型マーチの導入をきっかけに、老舗ブランドの再起を期待したい。

[筆者：MOTA編集部]

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