植物が育つクルマ!?未来の乗り物を学生が描く!第8回カーデザインコンテスト
公益社団法人自動車技術会は4月15日、第8回カーデザインコンテストの受賞者を決定。全国から寄せられた352件の作品の中から、合計29点を選出した。
受賞者には現役デザイナーがビデオレターでアドバイス
「第8回カーデザインコンテスト」は、2019年11月より「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をテーマに募集。全国から352件(内 高校生311件、中学生41件)の応募が寄せられた。
自動車部品メーカー各社で活躍しているデザイナーなどを審査員に迎え、厳正な審査を行った結果、カーデザイン大賞1点、カーデザイン賞2点、ダビンチ賞2点、審査員特別賞1点、佳作23点を選出。
なお新型コロナウィルス感染症の情勢を鑑み、予定していた表彰式は中止。例年、表彰式では受賞した学生達を対象に現役のデザイナーによるマンツーマンのスケッチ指導を行っていたが、2020年は現役のデザイナーからビデオレターによるアドバイスを送る予定としている。
第8回カーデザインコンテスト受賞者
■カーデザイン大賞
伊藤 詩唯さん(名古屋市立菊里高等学校)
作品:MACETA
■カーデザイン賞(高校生の部)
赤坂 京香さん(栃木県立足利工業高等学校)
作品:Fun! Mock
■カーデザイン賞(中学生の部)
浜名 克聡さん(横浜市立平戸中学校)
作品:COCOON
■ダビンチ賞(高校生の部)
宮 敬汰さん(東京都立工芸高等学校)
作品:I'm Eye
■ダビンチ賞(中学生の部)
魚住 拓磨さん(岡山白陵中学校)
作品:Himmel
■審査員特別賞
丸山 凜子さん(女子美術大学附属高等学校)
作品:こもれびのバス
カーデザインの楽しさを通して自動車産業の発展へ
公益社団法人自動車技術会デザイン部門委員会が主催する「カーデザインコンテスト」は、日本のモノづくり産業、自動車産業の将来を担う創造力豊かな人材の発掘と育成を目的に、中高生世代を対象にしたコンテストだ。
中高生世代を対象にしたコンテスト中高生の時期にカーデザインを通じてものづくりの魅力に触れることで、自動車産業の発展に寄与する人材の育成を目的に企画された。
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