クルマに装着したい運転支援機能ナンバー1は「自動ブレーキ」…60代以上はさらなる運転支援機能も希望

パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「クルマの安全運転支援機能」に関するアンケート結果を発表した。

調査概要

調査対象:タイムズクラブ会員

(2017年12月4日以降に入会し、直近でタイムズ駐車場・B-Times・タイムズカープラス・タイムズカーレンタルを利用された方)

調査方法:非公開型インターネットアンケート

調査期間:2017年12月4日~2017年12月10日 有効回答者数:8540名

運転支援機能の搭載車に乗ったことがある人は30%

運転支援機能が搭載されたクルマに乗ったことが「ある」人は30%、「ない」人は70%だった。国土交通省の調査では、運転支援機能の一つである自動ブレーキは、2016年に生産された乗用車の66%に搭載という結果があるものの、実際に利用経験のある人はまだ少ないようだ。

年代別でみると、乗ったことが「ある」人は20代以下が37%と最も高く、最も低い30代とは10ポイント以上の差となった。

乗車経験のある運転支援機能は、「前方衝突防止機能」(自動ブレーキなど)と「駐車支援モニター」が77%で最多、次いで「車線逸脱防止機能」が62%だった。

平成28年の総生産台数に対する装着率は、他の機能が20%以下であるのに対し、「前方衝突防止機能」である「車間距離警報」が46%、「衝突被害低減ブレーキ」が43%、「駐車支援モニター」である「バックモニター」が39%と高くなっている。

装着率の高さが、乗車経験率の高さに繋がったものと思われる。

運転支援機能の作動・利用経験がある人は73%

運転支援機能が作動、または利用したことが「ある」人は73%、「ない」人は27%だった。

作動、または利用した状況は、「高速道路走行時」が42%でトップ、次いで「周辺車両の影響」が36%、「周囲の確認不足」が21%となった。

搭載したい運転支援機能は「前方衝突防止機能」がトップ

将来、搭載したい運転支援機能は「前方衝突防止機能」が66%でトップ、次いで「後方衝突防止機能」が50%、「駐車支援モニター」が46%となった。

年代別でみると、すべての年代において搭載を希望する運転支援機能として「前方衝突防止機能」がトップに。60代以上は、多くの機能の搭載を希望する傾向がある。反射神経などの衰えなどによる運転技術に対する不安から、万が一の備えとして搭載を考えている人が多いと思われる。

運転支援機能の搭載車を「買いたい」という人は47%だった。将来的に搭載したい運転支援機能についてのイメージはあるものの、過半数の人が実際の購入についてはまだ検討段階にないという結果がでた。

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