BMWの新型コンパクトSUV「新型X2」発売…オフロードを強調したモデルも設定

ビー・エム・ダブリューは、新型X2をの受注を2018年4月16日より開始する。価格(消費税込)は436万円~515万円となる。

新型X2は、BMWの挑戦する姿勢を表現した新コンセプトのSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)。高い機能性や走行性に加え、数多くの新デザインが採用されている。

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キドニーグリルは、下部の幅を広げたデザインとなり、大型エアインテークと共に低重心かつワイドな印象を演出している。

ルーフラインは、従来のクーペスタイルに固執すること無く、BMWのXモデルらしい強固な印象を残すやや無骨な形状とすることで、躍動感を表現した。

ヘッドライトのデザインも、新型X2のスポーティなキャラクターを強調している。LEDデイタイムランニングライトを組み込んだ伝統的な丸形2灯式デザインとフォグライトの組み合わせにより、一目でBMWのXモデルであると識別できる。中央寄りのライトが外側よりやや小さくデザインされているため、シャープでダイナミックな新型X2の外観を生み出している。

さらに、BMWの特徴でもあるホフマイスター・キンクをCピラーに組み込むことで、ボディ後方まで窓の下部がせり立つラインを取り入れ、シャープで挑戦的なデザインへの拘りを表現するとともに、Cピラーには歴代BMWクーペの名車を彷彿とさせるBMWブランドロゴをあしらった。これは、近年採用されていないデザインで、BMWの伝統と創造性を融合させる要素としてモデルコンセプトを端的に象徴している。

新型X2のリアエンドは、水平のラインを強調したデザインで車両が路面に密着しているような印象を生み出し、幅の広さを強調することでスポーティな印象を強めている。

これらのラインは、高い位置に設置されたテールライトにも現れている。LEDテールライトには、Xモデル特有のT字形の光源部とBMWクーペの特徴であるL字形の輪郭が組み合わさった形状が採用されている。

新型X2のワイドでしっかりと路面を捉えたスタンスは、後方から見るとより伝わってくる。特に、水平方向にデザインされたラインと、特徴的な造形のリアバンパーが、ワイドな印象を強調している。

内装は、ドライバーを中心にしたコンセプトとX2の個性を調和させ、低重心のドライバーシートポジションが設定され、スポーティな印象を強調している。また、モデル全体にフラットな造形が採用されているため、広々とした室内空間を実現した。

また車両の全高が1535mmであるため、一般的な機械式駐車場にも収まるボディサイズを実現。実用性も兼ね備えたモデルとなっている。

エクストリームスポーツをモチーフにしたX2 Mスポーツ X

さらに新しい挑戦として、エクストリームスポーツからインスピレーションを受けたMスポーツ Xモデルがラインアップに加わった。

Xモデルのオフロードキャラクターが強調されたデザインで、全体として強いコントラストを感じさせるフローズングレーをアクセントにしている。

このフローズングレーのアクセントは、Mスポーツ Xのパーツに特化して使用されており、どの角度から見ても目に付くように配置され、外観上の特徴となっている。

さらに、リアバンパーとテールゲートに新しいデザインを採用し、1枚板状のリア・エプロンに被さるように組まれていることで、全体として極めて調和のとれたデザインとした。また、直径90mmの大型エキゾーストテールパイプが装備され、存在感とスポーティさ強調している。

新型X2 Mスポーツ Xには、このモデル専用の19インチアルミホイールが標準装備され、さらにオプションとして、より大径となる20インチアルミホイールも装備することができる。

内装は、上質さとスポーティさを強調するため、イエローのコントラストステッチが施されたマイクロ・ヘキサゴン・ファブリック/アルカンターラ・アンソラジット・コンビネーション・シートが採用されている。

インテリアトリムには繊細な加工が施され、より洗練された室内空間を演出するアルミニウム・ヘキサゴン・アンソラジット・インテリア・トリムが、新型X2 Mスポーツ X専用として新たに採用されている。そのデザインには、新型X2のエクステリアの特徴でもある、ヘキサゴン形状が反映されている。

あらゆる道でスポーティな走行性能を実現

新型X2のサスペンションは、優れた俊敏性と高い運動性能を実現している。ドライビング・パフォーマンス・コントロール・スイッチを使えば、車両の走行特性を調整すること可能で、標準モードのCOMFORTのほか、燃料消費効率を重視したECO PROや、スポーティな走りを実現するSPORTモードが設定されている。

Mスポーツ Xモデルには、Mスポーツ・サスペンションが標準装備されている。このサスペンションには、堅めのスプリングとダンパーが採用され、一層スポーティなロード・ホールディングを実現する。さらに、いかなる路面状況においても卓越した運動性能を発揮するインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を搭載したxDrive20iでは、ステアリングの角度やホイールの回転速度などの車両データから、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知し、瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分することで、高い安定走行を実現する。

これにより、SACとしてのスポーティさやダイナミックな走行性能と、快適性や安全性を高次元で兼ね備えた。

安全機能・運転支援システム

新型X2に搭載されるドライビング・アシストは、BMWの安全機能・運転支援システムである。日常走行域での急停止や飛び出し等を瞬時に判断し警告する。また、オプションでACCを装備することで、高速走行時や渋滞時に安定した走行を継続しやすいようにサポートする機能が追加され、安全性と利便性を向上させる。

-レーン・ディパーチャー・ウォーニング

-前車接近警告機能

-衝突回避・被害軽減ブレーキ

-ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)※オプション

さらに、「もしもの時に備える万全の安全性」と「カーライフを進化させる革新の利便性」を実現したBMWコネクテッド・ドライブを標準装備した。

それぞれ、以下の機能がある。

■もしもの時に備える万全の安全性

・BMW SOSコール

深刻な事故が発生した際、車両から自動的にSOSコールを発信。コール・センターへの音声接続とともに、車両情報・位置情報や衝突状況といった情報も送信されるため、ドライバーが意識を失っている場合でも、スピーディな救急対応が可能である。また、必要に応じて手動で車内のSOSボタンからコール・センターに連絡することもできる。

・BMWテレサービス

車両が自動的に整備関連のデータを指定の正規ディーラーに送信する。これにより、より正確かつスピーディなサービスを受けることが可能である。車両のバッテリー電圧が規定より低下するなどの異常が発生した際にも、自動的にBMW正規ディーラーに通知する。路上故障などのトラブルが発生した場合には、車載コントロール・ディスプレイのメニューから「BMWエマージェンシー・サービス」に連絡をすることができ、オペレーターとの音声通話に加えて、車両の位置情報や車両ステータス(ガゾリン残量、走行状況など)のデータもコール・センターに送信されるため、より迅速なエマージェンシー・サービスの手配が可能である。

■カーライフを進化させる革新の利便性

・BMWリモート・サービス

スマートフォンを利用して車両を遠隔操作できるサービスである。スマートフォン専用アプリ「My BMWリモートApp」を介して、車外からベンチレーションを起動させたり、ドアのロックやロック解除が行える。また、パソコンやスマートフォンで事前に検索した目的地情報を車両に送信し、ナビゲーションに設定することも可能である。

・BMWオンライン

車載通信モジュールを利用して、車内のコントロール・ディスプレイから最新のニュースや天気予報を閲覧・検索ができる。

・BMW APPs

BMW専用アプリ「BMW Connected」をスマートフォンにダウンロードし車両に接続することにより、車内のコントロール・ディスプレイとiDriveコントローラーを利用して専用アプリ内の様々なコンテンツを愉しむことができる。例えば、Twitterの更新情報を視認性に優れた車内のコントロール・ディスプレイで確認ができる。テキストの読み上げ機能を使えば、運転中でも車両のオーディオから友達の投稿を聞くことが可能である。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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