三菱自、PHEV採用の新型SUV「チーツー」を中国で発売

三菱自動車は、広州自動車グループ、三菱商事、三菱自動車による車両生産・販売合弁会社である広汽三菱が、中国・湖南省でプラグインハイブリッドEV(PHEV)の新型SUV「祺智(チーツー)」の生産を行い、2018年3月から本格的な販売を開始することを発表した。

新型チーツーは中国・外資企業の合弁会社によって現地で生産・販売される初のPHEVであり、長沙、広州、深セン、杭州、天津の5つの主要都市での販売を皮切りに、その後中国全国に展開する計画だ。広汽三菱は、これをきっかけに電動車両の普及を目指すとともに、電動車両技術の現地化推進に貢献していく。

新型チーツーは、平均燃費1.8L/100km、600km以上の航続距離を有し、電気自動車の大きな低燃費性能と、SUVの快適性、室内の広さ、長距離走行に対応する動力性能を兼ね備え、中国のユーザーに先進的で環境に優しいSUVとして、国内のNEV補助金が導入される前であっても、約3万3000ドル(約351万円前後)で販売される。

三菱自動車の益子修CEOは「祺智の投入は、広汽三菱にとって重要な出来事であり、中国のお客様のニーズや中国政府の持続的な成長目標の達成に応える重要な役割を担うことになります。2017年に中国は三菱自動車にとって最大の市場となりました。この重要な市場で、三菱自動車は、中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」の中で中国事業のさらなる拡大を図ってまいります」とコメントした。

3年間の中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」で三菱自動車は、中国において2019年度までに現地生産車の販売台数と販売店舗数を共に2016年度比で倍増させる計画。また、同社の強みである四輪駆動車や電動車両などの商品ラインナップ拡大と合わせて、中国の自動車市場で持続的な成長の達成に向けた事業基盤の強化に取組んでいく。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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