ボルボ XC60がイヤーカー受賞!部門賞/特別賞が出そろう【日本カー・オブ・ザ・イヤー】
2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考結果が12月11日に発表され、日本カー・オブ・ザ・イヤーはボルボ XC60が受賞した。
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日本カー・オブ・ザ・イヤーに加え、部門賞・特別賞も発表された。各賞の受賞車を、受賞理由をともに紹介する。
日本カー・オブ・ザ・イヤー:ボルボ XC60
授賞理由:扱いやすい手頃なサイズのボディに現代のSUVに求められる快適性、機能性、運転の楽しさなどの要素を高い次元でバランスさせた。そして、いかにも北欧デザインと感じさせる美しい内外装と、そのクオリティの高さは見事。さらにボルボらしい安全装備の充実ぶりも素晴らしい。また、プラグインハイブリッドを含む豊富なパワートレーンを用意したことも高く評価した。(得点:294点)
なお、今回は日本カー・オブ・ザ・イヤーに輸入車が選出されたため、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーの受賞車は該当無しとなる。
イノベーション部門賞:トヨタ プリウスPHV
授賞理由:クルマの電動化という流れの中で、PHVのメリットを最大限に実現した。多くのメーカーによるPHVが1モーターであるのに対してプリウスPHVは2モーターを採用し、それを巧みに制御することであらゆる領域で低燃費を維持する。さらにソーラー充電の本格的な実用化などもイノベーティブであると判断した。
エモーショナル部門賞:レクサス LC
授賞理由:見る者に大きなインパクトを与えるダイナミックで美しく独創的なスタイリング。さらにマルチステージハイブリッド車、5L V8エンジン車ともにドライビングの楽しさに満ちあふれている点などから、レクサスブランドを牽引するにふさわしい、もっともエモーショナルなモデルであると高く評価した。
スモールモビリティ部門賞:ホンダ N-BOX
授賞理由:プラットフォームとパワートレーンを一新するなどで軽自動車規格の中で最大級のキャビンを確保、機能的で使い勝手のいいスペースを実現。また、走りは軽快で上質なハンドリングには安心感がある。さらに安全運転支援システムの“ホンダセンシング”を全グレードに標準装備した点も大いに評価した。
実行委員会特別賞
トヨタ「ハイブリッド車の世界累計販売が1000万台突破」
授賞理由:トヨタ自動車は1997年に世界初の量産ハイブリッド車であるプリウスを発売して以来、2017年1月までの約20年間に世界で累計1000万台のハイブリッド車を販売。これによる地球環境改善への貢献は大きく、さらに世界の自動車メーカーへ影響を与えて環境対応車の普及を促した。以上の点を高く評価した。
佐藤 琢磨(レーシングドライバー)「インディアナポリス500マイルレースで日本人初の優勝」
授賞理由:2017年5月、世界三大レースのひとつに数えられる「インディアナポリス500マイルレース」にアンドレッティオートスポーツからエントリー。ダラーラDW12ホンダを駆って、日本人初の優勝という快挙を成し遂げた。この偉業を高く評価して、日本の自動車史に大きく記録しておくべきであると判断した。
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