ジャガー・ランドローバー、ラルフ・スペッツのCEO 就任を発表
ジャガー・ランドローバー、ラルフ・スペッツのCEO 就任を発表 ジャガー・ランドローバー社は、同社の運営について全責任を負う最高経営責任者(CEO)の職に、ラルフ・スペッツ博士(Dr. Ralph Speth)が就任すると発表した。
ラルフ・スペッツは、タタ・モーターズ社のグループCEO に最近就任したカール=ピーター・フォースター(Carl-Peter Forster)の直属となる。
現在54歳のスペッツは、ヨーロッパの自動車業界で22年のキャリアを積み、その多くをBMW社で過ごし、BMWでの最終的な肩書は、当時BMWの傘下にあったランドローバー社のバイスプレジデントだった。その後、フォード社傘下のプレミア・オートモーティブ・グループの製造・品質・製品計画担当ディレクターを経て、ドイツの大手ガス&エンジニアリンググループ企業Linde Group にて会長直属のグローバルオペレーション部門の責任者を務めてきた。
タタ・モーターズの副会長Ravi Kant(ラヴィ・カント)は次のように述べている。
「グループCEO のカール=ピーター・フォースターによる直々の要請により、今回、ラルフ・スペッツをジャガー・ランドローバー社に迎えいれることができました。これにより当社の経営陣が大幅に強化されるとともに、ジャガーとランドローバーという2 つの象徴的ブランドのポジションと名声を長期戦略に沿ってさらに強化していくことが可能になりました。」
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