ベタープレイスへのクリーン・テクノロジー投資が史上最大級に
米ベンチャー企業で電気自動車(EV)サービスのリーディング・プロバイダーであるベタープレイスは、本日25日ロンドンにてHSBC主導の投資コンソーシアムから新たに3億5,000万ドルを調達する契約書に署名したことを発表した。
これは、 クリーンテクノロジーへの投資としては史上最大級になり、これによってベタープレイスの企業評価額は12億5,000万ドルとなる。
シャイ・アガシCEOは、
「本日、世界最大級かつ最もコンサバティブな銀行であるHSBCによるベタープレイスに対する投資が正式に決定しました。今回の投資は、何兆ドルにも及ぶ自動車・エネルギー産業に革新をもたらそうと努力している一私企業にとって、非常に価値ある一歩となりました。
今回のHSBC、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント、ラザード・アセット・マネジメントらからの出資で我が社のバランスシートは強化され、世界的な結びつきも強まります。既存投資家たちの変わらぬ信頼にも後押しされて、ベタープレイスは世界的に規模を拡大し、計画を実行することができます」と述べた。
また、ベタープレイスの新たな取締役会の一員であるアデソン氏は、
「ベタープレイスには近いうちにEVを大量導入できる技術的・商業的ソリューションがあると確信しています。ベタープレイスのバッテリー交換式ソリューションは、バッテリー固定式EVの限界を浮き彫りにし、現在の内燃機関自動車とハイブリッドカーに代わる安価で魅力的な車を消費者に提供してくれるでしょう。ベタープレイスのモデルが多くの場所、特にEV導入を強く支持する市場で広く採用されることを期待しています」と述べた。
ベタープレイスでは、2011年末にイスラエルとデンマークにおいて、世界初のルノー製バッテリー交換式EVの発売を計画している。
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