シボレー ボルトのカラー名称、「ビリジアン・ジュール」に決定
シボレー・ボルトのメインカラーの名称を決定する全米コンテストがこのほどロサンゼルスで行われ、フロリダ州サンフォード在住のデビッド・トーマスさんによる、「ビリジアン・ジュール」が第1位を獲得した。
ウェブサイトchevroletvoltage.comを通じ、12月1日午前8時(東部標準時)まで行われた投票では、「ビリジアン・ジュール」に3,000票近くが投じられた。
今回の受賞により、ユーザーとして初めて生産試作車のボルトを試乗したトーマスさんは、「今回のコンテストを知って、ウェブサイトでボルトの写真を見た。エメラルドのような色から宝石を連想し、それに代わる言葉として伝わるような、『ジュール(電気エネルギーの単位)』という語を選んだ」と語った。
最終選考には3つの名称が残り、コンテストの間、接戦を繰り広げたが、「ビリジアン・ジュール」は11月16日から12月1日までの投票期間中、終始第1位を維持した。
シボレーでは、オリジナル性と創造性、そしてボルトの革新的技術と精神を反映するという観点から、1万3,000近くの応募の中から最終選考の対象を3つに絞り込んだ。10月22日から11月4日までのエントリー期間中、ウェブサイトには約2万7,000件のアクセスがあり、そのうちの半数がカラー名称を送信した。
シボレー・ボルトは、レンジエクステンダーを搭載した電気自動車で、排出ガスゼロでガソリンを使用することなく、最大で40マイルを電気のみで走行することが可能。リチウムイオン電池に充電された動力がなくなっても、エンジンおよびジェネレーターが走行を中断させることなく稼働を開始し、次のガソリン補給またはバッテリーの再充電が必要になるまで、約300マイル走行することができる。
ボルトの生産開始は、2010年末の予定で、価格については未発表である。
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