三菱自動車、三菱商事がモナコ公国に「i-MiEV」を4台納車

三菱自動車と三菱商事は、11月25日、モナコ公国へ新世代電気自動車「i-MiEV（アイ・ミーブ）」を4台納車した。

モナコ宮殿にてアルベール2世公殿下他関係者多数が出席し、納車式がとりおこなわれた。

モナコ公国は環境問題に積極的に取組んでおり、国内の移動手段をCO2排出量の少ない電動車両に置き換えることを目指し本年3月26日に同国において、三菱自動車、Mitsubishi Motors Europe B.V. 、MC Automobile（Europe） N.V.と、電気自動車の走行試験に関する覚書を締結している。

今回、モナコ公国へ納入する車輌は三菱商事の子会社であるMCE Bank GmbHを通じてリースし、覚書の合意に基づきモナコ公国の郵便局・公共駐車場、モナコの電気会社（SMEG社）やプリンスアルバート2世財団などで利用され、同国における電気自動車の普及促進を図る予定だという。

三菱自動車は新世代電気自動車「i-MiEV」を2009年7月より日本市場で投入を開始。さらに、2010年度の海外への本格出荷に向けて、グローバルでの実用性確認、およびプロモーション活動を展開しており、すでに、日本、欧州、北米、ニュージーランド、豪州で実用化のための実証試験や調査活動を始めている。