ダイハツ、マレーシアで新型国民車「アルザ(ALZA)」の販売を開始
ダイハツとマレーシアとの自動車生産・販売の現地合弁会社プロドゥア(セランゴール州)は、新しい国民車として小型乗用車「アルザ」を発売した。
11月23日夜、クアラルンプール市内で「アルザ」の発表会を行なった。「アルザ」は日本の小型乗用車「ブーンルミナス」をベースに、プロドゥアが中心となり研究開発を進めてきたプロジェクトで、マレーシア市場で近年高まってきたコンパクトカーに対するお客様の多種多様なニーズに対応するとともに、「マイヴィ」「ビバ」ではカバーしきれなかったMPVや3BOX乗用車セグメントをターゲットとしたモデルである。
月販3,500台を目標とし、価格は56,000~64,000マレーシアリンギ(約145万円~約166万円)。
「アルザ(ALZA)」の主な特長は以下のとおり。
1.スタイリッシュなワンモーションデザイン
2.コンパクトなボディに広い室内空間
3.多彩なシートアレンジが可能な3列シート
プロドゥアは、マレーシアの第二国民車メーカーとしてスモールカーを中心にラインナップを拡大させてきた。
また、マレーシア政府の協力のもと、サプライヤーを含めたコスト競争力、品質強化を進めており、トヨタ「アバンザ」の受託生産や「マイヴィ」をインドネシアへ輸出するなど、事業を展開している。
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