三菱、フランクフルト国際空港でi-MiEVのプロモーション活動を開始

三菱と、三菱のドイツでの販売会社MMD社（Mitsubishi Motors Deutschland）は、世界の主要ハブ空港のひとつであるドイツのフランクフルト国際空港を管理するフラポート社（Fraport AG）に、新世代電気自動車i-MiEV（アイ・ミーブ）2台を業務車両として試行配備し、8月18日（現地時間）に車両導入式が行われた。

ドイツ最大で、欧州でも旅客利用者数第3位の国際空港であるフランクフルト国際空港では、空港内の業務車両として電気自動車の積極的な導入を進めている。現在、空港内で業務車両を約3,000台使用しているが、今後、2015年にはEVの比率を20％、そして2020年には60％にする計画を持っている。

i-MiEV（アイ・ミーブ）の車両導入式に出席した、フラポート社のシュルテ副会長は「本日、アイ・ミーブを導入した事は、我々、フラポート社のサステナブル戦略を進めていくうえでの貴重な第1歩であると言えます。そして、このクルマは、航続距離など空港の業務車両として十分な性能を持っており、今後の展開を楽しみにしています。」と語った。

三菱は、新世代電気自動車i-MiEV（アイ・ミーブ）を2009年7月から国内で市場投入しているが、2010年度以降の海外展開に向け、欧州、北米ほかグローバルでの実用性確認、およびプロモーション活動を進めている。