日産、「軽井沢八月祭2009」に協賛
日産は、8月15日から18日、及び25日に開催される「軽井沢八月祭2009」(主催:軽井沢八月祭 実行委員会)に協賛し、同社の燃料電池車「X-TRAIL FCV」を音楽祭の演奏者の送迎に提供する。また、「X-TRAIL 20GT(クリーンディーゼル車)」や「キューブ」をベースとした電気自動車の実験車を展示し、環境技術の訴求を行う。
「軽井沢八月祭」は2007年から毎年開催しているクラシック音楽を中心とした文化・芸術の祭典であり、同イベントの実行委員会は「環境に配慮したイベント運営」を目指している。一方、日産は中期環境行動計画「ニッサングリーンプログラム 2010」で「人とクルマと自然の共生」を標榜しており、同委員会の考え方と一致することから、3年連続で協賛するものである。
日産の「X-TRAIL 20GT」は、国内の平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)を世界で初めてクリアし、2008年9月に投入したモデルである。2010年春には同モデルのAT車を日本市場に投入する予定である。
また日産では、夏休み期間の8月1日から23日まで、軽井沢八月祭のイベントの一つとして、軽井沢絵本の森美術館にて「ニッサン童話と絵本のグランプリ 作品展」を行う。同社の社会貢献活動のひとつである同グランプリから生み出された作品の中から、優秀な作品の一部をパネル展示するほか、過去の出版作品を閲読用に展示する。また、会期中の19日には、サクソフォン四重奏と童話読み聞かせのコラボレーションイベントも予定している。同社は本グランプリの第26回作品募集を10月31日まで行っており、会場で応募要項を配布する。
日産は、「青い地球を守りたい」、「人や社会と共生する企業市民でありたい」という想いを「ブルーシチズンシップ」という言葉で表し、さまざまな取り組みを行っている。それは、地球環境保護、地域社会への貢献、ダイバーシティ(多様性)の推進、そしてより多くの人びとにクルマで移動する喜びを提供することなど、極めて多岐にわたる。教育への支援、環境への配慮の一環として行っている「軽井沢八月祭2009」への協賛も、このブルーシチズンシップの考え方に沿った社会貢献活動の一つである。
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