フォーミュラニッポン第5戦、NAKAJIMA RACINGの1-2フィニッシュ

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全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は、鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。No.31 ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)が今季3勝目をマークして、ポイントリーダーとなった。

43周の決勝レースは開幕戦以来の完全ドライコンディションで行なわれた。ホールショットを奪ったのは、予選2番手のNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)。ポールポジションのデュバルは、シグナルと動き出しのタイミングが合わず、2番手に後退。これに続いたのは、6番手から最もイン側のラインを爆走して一気に浮上してきたNo.2 ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)。以下、予選3番手のNo.10 塚越広大(HFDP RACING)、予選4番手のNo.1 松田次生(LAWSON IMPUL)、予選11番手のNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)と続いた。

しかし、今回はスタートでフライングと判定されたドライバーが多数。トップ3のオーダーには変わりないが、4番手以下は大きく入れ代わり、No.8 石浦宏明(Team LeMans)、No.20 平手晃平(Ahead IMPUL)、No.48 立川祐路(CERUMO/INGING)、No.7 国本京佑(Team LeMans)、No.37 大嶋和也(PETRONAS TOM'S)となる。これ以降に、ペナルティーを受けた松田、ロッテラー、塚越、伊沢、ライアンが続くこととなった。

34周目にデュバルが一気に首位。それまでトップを快走していた小暮が、ギヤが4速から動かなくなり、突如スローダウン。さらにその後方からはトレルイエが猛プッシュ。自己ベストを叩き出しながら、小暮との差を詰めていく。一時30秒近くまで開いていた差は、みるみる縮まり、37周を終えたところでは6秒1。だが、突然小暮のマシンが復調し、逆転には至らなかった。

結局、運にも味方される形で、デュバルが前戦に続き2連勝。ランキングでもトップに立ち、トレルイエからリーダーズレッド(ランキングトップが使う赤いオーバーテイクランプ)を奪った。2位には小暮が入り、NAKAJIMA RACINGは今季初の1−2フィニッシュ。トレルイエが3位表彰台を獲得した。

一方、その後方では、ファイナルラップに大きなアクシデントが発生。6番手争いをしていた国本と松田が130R手前で接触し、2台は揃ってコースアウト。幸い両ドライバーに大きなケガはなかったものの、松田は左手人差し指を負傷した。この接触でポジションが繰り上がったのは、立川、ロッテラー、伊沢。ここまでがポイントを獲得することになった。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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