GMの上半期の中国での売上が過去最高38%アップ
GMチャイナおよびその合弁企業は、2009年上半期、中国にて814,442台の車両を販売した。これは2008年の上半期よりも38%の増加となる。中国におけるこの上半期の販売台数は、GMチャイナおよび世界の自動車メーカーにとっての最高記録である。
GMチャイナの合弁企業SAIC-GM-Wuling社は、事業用小型車両の売上台数で再び記録を更新した。今年5月の1ヵ月間で、中国の合弁自動車メーカーとしては初めて10万台以上を販売したのである。同社の上半期の販売総数は524,598台で、2008年上半期比49.9%増となった。
SAIC-GM-Wuling社のミニバン「Wuling Sunshine」の、中国での上半期の売上台数は295,789台で、中国で最も人気の高い車両となった。また、1年前に販売を開始したプレミアムミニバン「Wuling Rong Guang」の販売台数は10万台近く、「シボレー・スパーク」は60%増の32,065台となった。
上海GMも、「ビュイック」ブランドの乗用車の需要が過去最高となり、売上を伸ばした。上海GMの上半期の販売台数は、「ビュイック」の販売数が年率で34%跳ね上がり195,989台になったことで、全体での販売数が288,843台となった。ロアーミディアムセダン「Excelle」は115,877台という安定した売上を記録した。「New Regal」は昨年12月の販売開始から着々と売上を伸ばし、上半期で35,729台を販売。また、上海GMの「シボレー」のラインナップも、新型「クルーズ」コンパクトセダンが、販売開始後3ヶ月間で19,196台を販売するという幸先の良いスタートを切っており、売上を伸ばしている。
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