シトロエン、市販化が期待される2台のSUVコンセプトモデルを世界初公開

シトロエン C-エアクロスコンセプト

シトロエンは、3月7日から開催されるジュネーブモーターショーで2台のコンセプトカーを世界初公開する。

C-エアクロスコンセプトは市販前提のコンセプト!?

新型C3をベースとしたC-エアクロスコンセプトは、ポジティブで遊び心のあるカラーリングが斬新なコンセプトカーで、シトロエンがこれから本格展開する製品戦略が切り拓く新しい時代を象徴している。

シトロエンが世界展開を視野に入れたボディスタイルを採用したと話すC-エアクロスコンセプト。これをもとに、SUVセグメントへ参入すると表明しており、市販化にも期待がかかるところだ。

シトロエン C-エアクロスコンセプト
シトロエン C-エアクロスコンセプト

フレッシュでポジティブ、他の追随を許さないデザインのC-エアクロスコンセプトは、SUVの中でも飛び抜けたキャラクター。安全確保と緩やかなカーブを描くデザインを絶妙なバランスで両立させ、今までにないボディラインが生まれた。

豊満なカーブを描くあか抜けたボディスタイル。これを引き締めるのが、インパクトのあるデザイン・パーツとポイントカラーだ。色と素材が巧みにあしらわれたキャビンは、余裕の空間を確保。機能的でありながら、高級感のある最高にエレガントな雰囲気を醸し出している。

前後ドアは観音開きでキャビンが広々と使えるため、臆することなく知らない土地に行ってみたくなる。ゆったりとした気分になれるたっぷりとしたシートはクッション性が高く、パノラミック・サンルーフで座っていても陽ざしの明るさを楽しめる。

インテリアは、ドライブする人の快適さを追求するシトロエンアドバンスドコンフォートの哲学に沿った設計で、快適なドライビングをサポートするテクノロジーを駆使している。

カラー表示のヘッドアップディスプレイ、直感的な操作が可能なシングルスポークのステアリング・ホイール、リアビュー・カメラや、ワイヤレス式スマートフォン充電装置などを装備した。

さらに、C-エアクロスコンセプトが常識を打ち破った最先端のテクノロジーに、グリップ・コントロールがある。タイヤと路面の間に生じるトラクション(駆動性)を高めるこのシステムが、町中でも郊外でもどんどん走れる「どこにでも行けてしまう」このアドベンチャー車にフル装備されている。

毎日の通勤から家族や友人と海山に繰り出すレジャーのドライブまで、C-エアクロスコンセプトはあらゆる場面で実力を発揮する。

こちらも市販化に期待!?「スペースツアラー 4X4 E コンセプト」

シトロエン スペースツアラー 4X4 E コンセプト

C-エアクロスコンセプトの他に、パリモーターショー2016で好評だったシトロエンのライフスタイル・ブランド「E」のカプセル・コレクションに対応するモデルとして「スペースツアラー 4X4 E コンセプト」を初公開する。

洗練された先端技術を駆使したアクセサリーを提供しているユニークなブランド「E」。スペースツアラー 4X4 E コンセプトは、フランスのAutomobiles Dangel社が開発した4WDコンバージョンで、エクステリアのデザイン・コンポーネントや安全確保機材を採用した。

さらに、卓越したインテリア設計によって、スタイリッシュでありながら機能的でトレンディな「どこにでも行けてしまう」SUV車が完成した。

シトロエン スペースツアラー 4X4 E コンセプト
シトロエン スペースツアラー 4X4 E コンセプトシトロエン スペースツアラー 4X4 E コンセプト

スペースツアラー 4X4 E コンセプトでは、あえてカモフラージュ柄のビジュアルデザインをボディウォークのボンネットと後部ドア部分にあしらった。なめらかに仕上げた車体に映えるそのビジュアルは、車の持つキャラクターを鮮烈にアピールしている。

ブランドの歴史と共に歩んできた記号のついた「E」のロゴも、グラフィック・モチーフとして刻まれている。

明るさとぬくもりにあふれたインテリアでは、装飾的なパーツのすべてに考え抜かれたデザインの工夫が見られる。

カスタマイズできるパーツのメインになるのがダッシュボードとインテリアのシート・ファブリック。ブルー、レッド、ホワイトの3色展開は、「E」カプセル・コレクションのグラフィック・スタイルに着想を得ている。

スペースツアラー 4X4 E コンセプトは、量産モデルよりも最低地上高を60mm高く設計し、Automobiles Dangel社と共同開発した切り替え可能な4WDトランスミッションを採用した。

路面を選ばない走りを可能にするドライブチェーンが、スペースツアラーのロードホールディングと本来のパフォーマンス性を維持しながら四輪駆動の性能を実現。このオフロード機能によって、グリップの効かないコンディションでも安全に走行できるので、冬のスポーツ・リゾートのように雪や凍結に悩まされるタフな環境でも快適なドライビングを楽しめる。

スペースツアラー 4X4 E コンセプトはドライビング・ポジションを高い位置に設置し、居心地の良いくつろぎのインテリアを追求した。ほかにも、最先端のテクノロジーを取り入れ、ドライバーや乗る人の快適さとストレスや疲労の軽減にこだわった。

シトロエンアドバンスドコンフォートの哲学にのっとった数々の装備はカーライフを快適にする。ドライバーの使い勝手を第一に考えた安全なドライブのための機能では、ヘッドアップディスプレイ、3Dナビゲーション「シトロエン・コネクト」、ミラースクリーン、シェア・ウィズ Uアプリケーションなどがある。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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