クライスラー社の資産、フィアットとの新会社への売却を米国破産裁判所が承認
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クライスラーは、6月1日、ニューヨーク州 サウザンディストリクトを管轄する連邦破産裁判所が、クライスラー社が要求していた同社の主要資産をフィアットSpAとの提携による新会社へ売却することを承認したと発表した。
フィアット社との提携によって、クライスラー新会社には、現在のラインアップを補完する製品へのアクセスや技術協力、そしてより強力な世界規模の販売流通がもたらされる。フィアットとの連携へ向けた次世代の環境に配慮したクルマや低燃費で高品質なクルマの開発は、すでに本格化している。
お客様やディーラーの期待に沿った高品質の車両やサービスを提供し、さらに新会社を競争力のある強い会社にするために、この1ヶ月間、次世代車の開発やその他の重要な措置を講じてきた。多くの利害関係者も、提携がもたらすメリットを実現するために、新会社の立ち上げへ向けて共に迅速に取り組んできた。
クライスラー社のメキシコ、カナダ及び他の国際市場の事業は、新会社に継承される。
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