ミシュランガイドなどが高評価、「YOKOSO!JAPAN大使」に日本ミシュラン社長
日本ミシュランの代表取締役社長ベルナール・デルマス氏が、国土交通大臣・観光立国担当大臣より「YOKOSO! JAPAN大使」に任命されたと発表した。ミシュランガイドをはじめとしたガイドブック発刊などが評価された。
観光庁では、さまざまな分野で訪日促進に活躍している人々を「YOKOSO! JAPAN大使」として任命している。ミシュランが「世界的に有名なガイドブックの発行により、日本の魅力を世界に発信」したとして、デルマス氏が「YOKOSO! JAPAN大使」に任命された。
観光庁では、任命趣旨として以下の点を挙げている。 「フランスのレストラン&ホテルガイド「ミシュランガイド」の東京版や、訪日外国人観光客向けのフランス語実用旅行ガイド「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」、日本の文化をより深く理解できるよう歴史等も詳しく説明している「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」など、日本の食、文化、生活、芸術、経済等の魅力を伝えるガイドブックの発刊にあたりビジット・ジャパン・キャンペーンとの連携を進めるなど、重要な役割を果たし、訪日外国人旅行者誘客に貢献している。わざわざ訪れる価値のある場所として三つ星に選ばれた高尾山の玄関口となる高尾山口駅では、発刊年度(2007年度)の利用客数が前年度比約12%増の110万人となり、外国人観光客が大幅に増える等、絶大な誘客効果が表れている」
ミシュランは、よりよいモビリティに貢献するという使命を担い、自動車から航空機・スペースシャトルまでのタイヤを製造し、人々が充実した旅を楽しめるように地図・ガイドを発行している。今後も、2009年9月には、旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の英語版、10月にはホテル・レストランガイドの『ミシュランガイド京都・大阪』、そして11月には3年目の『ミシュランガイド東京』を発行する予定となっている。
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