東京外環道、2017年2月より距離別料金で上限750円に
東日本高速道路は、首都圏の新たな高速道路料金を平成28年4月1日より導入したが、平成29年2月26日に圏央道 (境古河~つくば中央)が開通することから、同日午前0時より、東京外環自動車道(外環道)の料金を対距離制料金を基本とした料金へ移行する。
新料金体系
また、東日本高速道路株式会社と首都高速道路株式会社は、同じく平成29年2月26日午前0時に、ETC車を対象とした首都高速道路都心環状線内のインターチェンジを発着し外環道を1ジャンクション間迂回利用した場合でも、直行経路と同じ通行料金とする取扱を開始する。
<概要>
1.ETCを利用する場合、料金水準は東北道など他の高速自動車国道の大都市近郊区間と統一し、利用距離に応じた料金とする。
なお当面の間は、下限料金(270円)と上限料金(750円)を設定し、また、大泉JCT~川口JCT、川口JCT~三郷JCTの料金は現行の510円に据え置く。
2.ETCを利用しない場合、料金は1回の走行につき750円(一部の料金所を除く)となり、その額で各料金所から外環道全線が利用できる。
3.対距離制料金への移行に先立ち、平成29年1月11日午前0時から、ETCを利用する場合、入口ICの料金所で入口情報を記録する無線通信を行い、出口ICに新たに設置したETCアンテナを通過する際の無線通信で料金を支払う方式に変更する。
4.首都高速道路都心環状線内のICを発着して放射高速道路を利用するETC車が、外環道を1JCT間のみ迂回利用した場合に、原則として直行した経路と同じ通行料金となるよう、首都高速道路と外環道の通行料金を調整する。
(料金の額は普通車の例)
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