【フォーミュラニッポン】B.トレルイエが2年ぶりの優勝

【フォーミュラニッポン】B.トレルイエが2年ぶりの優勝

2009全日本選手権フォーミュラ・ニッポン開幕戦の決勝レースが、富士スピードウェイ(静岡県)で行われた。2006年のチャンピオン、No.2 ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)が2年ぶりの優勝を飾った。参戦2年目のNo.41 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)が2位、No.20 平手晃平(ahead IMPUL)が3位に入賞した。

スタート後、トップとなったのは、予選2番手の伊沢。予選3番手のトレルイエがそれに続く。一方、ポールポジションの平手は加速に失敗。後方集団に飲み込まれた。予選7番手のNo.8 石浦宏明(Team LeMans)は完全にエンジンストール。また、トレルイエのすぐ後方では、アクシデントが発生。予選5番手からスタートしたNo.31 ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)がブレーキをロックさせ、白煙を上げながら、前方でコーナリングに入っていたチームメイトのNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)に接触。小暮はスピンしながら1コーナーでコースアウトし、大きく遅れることになる。

1周目を終え、伊沢、トレルイエ、デュバル、No.1 松田次生(LAWSON IMPUL)、No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)、平手の順。ここからはトップの伊沢が2番手との差を広げる。

一方、2番手争いは白熱。デュバルがたびたびオーバーテイクボタンを使用しながら、トレルイエの背後に迫る。オーバーテイクボタンを押したことを示すランプが輝くたび、観客も沸く。だが、トレルイエは動じることなく、ポジションをキープ。その後方では、松田とロッテラーの4番手争いも激化。その後この2台は接触し、松田はリタイア。一方、4番手に上がったロッテラーは、ここから猛プッシュを行なうが、接触行為による15秒ペナルティーとなり、上位から脱落した。

トップに立ったトレルイエは、2番手以降との差を広げて優勝。最後はマシンを労わりながらのトップチェッカーとなった。2007年開幕戦以来、2年ぶりの優勝で、喜びを爆発させた。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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