日産、ダウンサイジングエンジン本格採用
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日産、ダウンサイジングエンジン本格採用
日産は、環境対応技術の一環として、ターボチャージャー(過給器)を付けた新型エンジンを2010年から順次、小型車に搭載していく計画が報じられている。
小さい排気量のエンジンに、ターボを付けてパワーを上げることによって、燃費が向上し、二酸化炭素(Co2)排出量も削減できるという。
欧州メーカーなどでは、このような自動車は日本市場へ投入しているが、主力車種に位置付けるのは日本メーカーでは初めて。日産が開発中とされるエンジンの排気量は1,600cc。ターボを装着することで、2,000~2,200ccクラスと同等の180馬力程度を出せるようになる。出力は向上するものの、燃費は1,600ccの範囲に収まるという。
今後は1,200ccクラスのエンジンにターボを装着するなど、まずはコンパクトカーに投入する考え。日産は今後、ハイブリッド車とともに電気自動車も投入予定。消費者のエコカーニーズの高まりに対応する。
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