シトロエンは、C4をマイナーチェンジし、全国のシトロエン正規ディーラーにて販売を開始する。
新型C4に搭載される新型エンジンは、2種類設定されている。「C4 1.6T Exclusive」には、1.6Lという排気量で103kW(140PS)/5,800rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/1,400-3,500rpmを発生する、ダイレクトインジェクション・ツインスクロールターボ付DOHC 16Vユニットが搭載され、4速ATと組み合わされる。高い燃焼効率を生み出すダイレクトインジェクション、低回転域から高回転域まで駆動効率を高めたツインスクロールターボチャージャー、運転状況に応じて吸排気バルブ開閉タイミングを連続的に変化させる連続可変バルブタイミング機構を搭載。自然吸気の2.0Lをも凌ぐパワーとトルク、優れた燃費、そして小型軽量化を実現している。
「C4 1.6」「C4 1.6 VTR」には、スムーズなパワー特性と軽やかな回転フィールが特徴の、自然吸気1.6L DOHC 16Vエンジンが搭載されている。最高出力88kW(120PS/5,800rpm、最大トルク160Nm(16.3kgm)/4,250rpmを発生するパワーユニットは、4速ATと組み合わされる。高出力と環境性能を実現するため、ターボエンジン同様、連続可変バルブタイミング機構、アルミ製合金ブロック、流量制御オイルポンプなど最新技術によって軽量化と低燃費、スポーティーで運転しやすいトルク特性を実現している。
フロントマスクを中心としたエクステリアデザインの変更に伴い、新型C4の全長は「C4 1.6」「C4 1.6T Exclusive」で4,295mm(35mm)、「C4 1.6 VTR」は4,305mm(+30mm)と拡大。
新型C4のインテリアは、マイナーチェンジに伴い、マルチファンクションディスプレイ周りのデコレーションパネル素材が変更。「C4 1.6」にはチタンシルバー、「C4 1.6T Exclusive」にはウッディブラウン、「C4 1.6 VTR」にはメッシュグレーが採用される。
同時にタコメーターの位置が変更され、ステリングコラム上部より、ダッシュボード中央部に設置された透過式デジタルディスプレイ内に移動した。透過式デジタルディスプレイは、周囲の明るさに応じて自動的に明るさを調整、視認性に優れたシトロエン独自の装備である。またステアリングから手を離さずに、クルーズコントロールやオーディオなどの操作ができる、センターフィックスステアリングもシトロエンらしい個性的な装備となっている。
C4 1.6 \2,690,000
C4 1.6T Exclusive \3,240,000
C4 VTR(受注生産) \2,750,000
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