三菱自、日産と戦略提携契約を締結。早期再建へ日産技術顧問の山下氏を招聘
三菱自動車は、2016年5月12日に開催した取締役会において、日産との間の資本業務提携の実現に向けて協議・検討を進めていくことに関する基本合意書(Basic Agreement)の締結及び日産自動車に対する第三者割当による新株式の発行について決議し、日産と三菱自動車が戦略的アライアンスを締結した。
この基本合意書の締結後、日産との間での協議及び交渉を経て、本日5月25日開催の取締役会で、日産との間で本提携に関する戦略提携契約(Strategic Alliance Agreement)を締結することを決議、日産との間で本提携契約を締結した。
さらに、取締役会では役員人事を内定。益子会長は取締役会長 兼 取締役社長になる予定で、現社長の相川 哲郎氏は退任する。また、新任取締役には日産自動車 取締役会技術顧問 山下光彦氏が就任する。
なお、役員人事は6月開催の三菱自動車定時株主総会及び同総会後の臨時取締役会及び監査役会で正式決定されることになる。
【新任予定取締役】
山下 光彦(現 日産自動車 取締役会技術顧問)
白地 浩三(現 三菱自動車 常務執行役員 社長補佐)
池谷 光司(現 三菱東京 UFJ 銀行 専務執行役員 営業第一本部長)
小林 健(現 三菱商事 取締役会長)
【退任予定取締役】
相川 哲郎(現 取締役社長)
春成 敬(現 取締役副社長)
中尾 龍吾(現 取締役副社長)
上杉 雅勇(現 取締役副社長)
青砥 修一(現 常務取締役)
田畑 豊(現 常務取締役)
佐々木 幹夫(現 社外取締役)
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