三菱は、2月4日、今後のダカールラリーのワークス活動についての方針を決定し、先に行われた2009年ダカールラリーをもって、ワークス活動を終了することを発表した。
三菱は、1983年に同ラリー初参戦以来、通算26回参戦し、7大会連続を含む通算12回の総合優勝をおさめた。また、多くの勝利とともに得られた4WD技術を中心としたテクノロジーやノウハウは市販車へフィードバックされ、三菱車の耐久性能、悪路走破性能の向上に寄与してきたが、このたびの世界的な経済情勢の急激な悪化に伴い、経営資源の選択と集中を一層推進する必要があると判断し、ダカールラリーのワークス活動を終了することを決定した。
国内自動車メーカーは相次いでレース活動撤退を表明している。三菱は、先日の日本自動車販売協会連合会(自販連)などが発表した1月の国内新車販売台数(軽自動車を除く)において、前年同月と比べて53.9%減になったと報道されていた。
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