ホンダは、本日緊急記者会見を行ない、F1(フォーミュラワン世界選手権)から、2008年をもって撤退することを発表した。
サブプライムローンに端を発した世界的な金融危機が続く中、ホンダを取り巻くビジネス環境が急速に悪化。回復にはしばらく時間がかかると判断し、経営資源の効率的な再配分が必要との認識から決断した模様。
また、2009年に鈴鹿サーキットで行なわれる日本GPは、予定通り開催されるとのこと。
F1でのホンダはここ数年低迷中で、2008年は11チーム中9位の成績。F1には、1964年から1968年に単独チームで参戦、1983年から1992年、2000年から2005年は車体の共同開発を含めたエンジン供給を行なっていたが、2006年から再び「Honda Racing F1 Team」として参戦中だった。
なお、会見はホンダ本社(東京都港区)にて福井威夫(たけお)代表取締役社長と常務執行役員の大島裕志氏が出席して行なわれている。詳細はまたのちほど。
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