2008/10/20 15:29
東洋ゴム、低燃費スタッドレスタイヤの公開燃費テストを実施
東洋ゴムのタイヤ販売会社である株式会社トーヨータイヤジャパンは、本格的なスノーシーズンを前に仙台市と岡山県でトラック向け低燃費タイヤ 「 M966 ZEROSYS 」 による公開燃費テストを実施した。
仙台市では9月12日に仙台東部道路の仙台東ICと岩沼ICの間の16kmを、岡山県では10月8日に中国自動車道の落合ICと院庄ICの間の16kmを、汎用品スタッドレスタイヤと低燃費スタッドレスタイヤでそれぞれ往復し使用した燃料の量を比較。
その結果、低燃費スタッドレスタイヤ 「 M966 ZEROSYS 」 は汎用スタッドレスタイヤに比べ仙台市のテストでは15%、岡山県のテストでは10%燃費が向上していることが実証された。
スタッドレスタイヤは、冬性能に優れていますが、燃費が悪いのが課題であった。
同社は、2005年に国産メーカーとしては初めて低燃費スタッドレスタイヤ 「 M966 ZEROSYS 」 を東北地区限定で発売 ( 2006年全国発売 ) し、順次サイズ拡大をすすめてきた。
低燃費スタッドレスタイヤ 「 M966 ZEROSYS 」 は雪道での安全走行を確保するだけでなく、燃費高騰の折、燃費節減が期待されている。
東洋ゴム、およびトーヨータイヤジャパンでは今後ともこのような活動を通じ、燃費節減を提案していくと共にCO2削減につながる環境への取り組みを積極的に行っていく。