GM、ポルシェ、そして、かのイタリアの名門ピニンファリーナ社における、日本人初となるデザイン部門総括責任者にまで昇りつめた、あの奥山清行こと“ケン奥山”氏が手掛ける話題のスーパーカー“K.O 7 spider”&“K.O 8 coupe”が、本日報道陣に公開された。
ケン奥山氏が率いる株式会社KEN OKUYAMA DESIGNは、云わずと知れた日本のカロッチェリアだ。そんな“KEN OKUYAMA DESIGN”は、今年3月に開催されたジュネーブ国際自動車ショーで、ワールドプレミアされた“K.O 7”を発表。たちまち世界各国からの注目を浴び話題騒然となった一台である。
K.O 7は、ボディサイズが全長3635mm×全幅1,850mm×全高1,100mmの2シーターオープンカーで、ケン奥山氏が考える次世代スポーツカーデザインのコンセプトをスパルタンでシンプルなデザインで具現化したもので、量産車よりもレーシングカーに近い構成を持つクルマとしている。推奨標準仕様のボディは、高品質なドライカーボンやアルミパーツで構成、あえて塗装は施さず素材の質感をデザインに取り入れている。アルミ製のポップアップドアは、デザイン面での特徴も大きいが、低い車体の乗降性を考えて採用したという。
またミッドシップに搭載された2Lエンジン(水冷直列4気筒DOHC 横置ミッドマウント 最高出力200〜240ps/8,300rpm 最大トルク21kgm/7000rpm)と6速MTの組合せが、750kgという超軽量ボディと相まって、新次元の走る楽しさを与えるとしている。
年間販売予約台数は、今後発表されるスイスの高級時計ブランド「タグ・ホイヤー」とのコラボレーションモデルの24台を含む限定99台となる。
発売は日本時間11月1日(土)午前0時よりウェブサイト(http://www.kenokuyamadesign.com)にて予約注文を開始する予定。車両販売価格は1,950万円【消費税別】からとしている。
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