2008/3/24 11:45
【F1】 マレーシアGP 決勝 -キミ・ライコネン(フェラーリ)優勝-
2008年 F1世界選手権 第2戦が、3月21日から23日の日程でマレーシアのクアラルンプールで行なわれた。キミ・ライコネン(フェラーリ)が今季初優勝を飾った。
ライコネンとともに表彰台に並んだのは、これまでの最高成績である2位完走を達成したBMWザウバーのロバート・クビサ。ライコネンに約20秒遅れてのフィニッシュだった。3位はヘイキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)、4位は、5位のルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)の終盤の激しい追い上げを抑えきったヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)だった。
6位はミディアム・コンパウンドで55周目に135秒366のレースの最速ラップタイムを記録したニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)。7位のマーク・ウェバー(レッドブル)は、8位のフェルナンド・アロンソ(ルノー)のレース終盤の追い上げを抑えての完走だった。
マレーシアではバラエティーに富んだタイヤ戦略が使われた。レースを完走したドライバーの全員が燃料補給やタイヤ交換のために2回のピットストップを行っているが、2種類のコンパウンドを使う順番はそれぞれのドライバーのパフォーマンスや好みによって異なった。
14ポイントのハミルトンがドライバーズ・チャンピオンシップ1位をキープ、2位は11ポイントのライコネン。コンストラクターズ・チャンピオンシップをリードするのは24ポイントのマクラーレン・メルセデス、2位は19ポイントのBMWザウバーが続く。
次回のF1グランプリは、4月4日から6日までバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるガルフエアバーレーンGP。タイヤは、ミディアム及びソフトが使われる予定だ。