2008/2/22 15:24
フェラーリ・ジャパン設立発表記者会見速報
フェラーリ・アジア・パシフィックリージョンとフェラーリ日本総代理店のコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは共同で、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド 芝ショールームにて、「フェラーリ・ジャパン」設立を発表した。
フェラーリ社は、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドとの協議の上、全額出資子会社の日本法人“フェラーリ・ジャパン株式会社”を設立することで合意した。会見ではフェラーリ・アジア・パシフィックCEO マルコ・マテアッチ氏のスピーチが行われ、2008年7月1日から、国内におけるオフィシャル・インポーターとして輸入業務を開始すると表明。この新会社設立により、重要な高級車マーケットである日本市場におけるフェラーリブランドのビジネス展開のより一層の強化と、顧客への更なるサービスの向上に努めるとしている。
30年間日本のフェラーリの総代理店としてブランド浸透に貢献してきたコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、日本総代理店から正規代理店へと移行する。今後も引き続きフェラーリ社との全面的な協力体制のもと、国内での販売、アフターサービス事業を継続展開するとともに、付加価値が高い安定したサービスのさらなる提供を目指すとしている。
日本市場における2007年のフェラーリ販売台数は、前年比38.7%増の376台。これはフェラーリ全体の5.8%を占め、アジア・パシフィック地域では販売実績トップとなった。
新会社「フェラーリ・ジャパン株式会社」は、フェラーリ・アジア・パシフィックCEO マルコ・マテアッチが統括するフェラーリ・アジア・パシフィック・ディビジョンの管轄下におかれ、フェラーリ車両の輸入業務を担当していくという。会社詳細や組織体制などは現段階では明らかにされていない。
日本の新しいスーパーカー・ディーラーの誕生に、市場動向をはじめ注目である。