2008/2/4 18:05
フィアット、F1ドライバー・フェリペ・マッサにFiat 500プレゼント
フィアットは、モナコ公国のモンテカルロにて、F1ドライバーであるフェリペ・マッサにフィアット 500を贈った。
それは1.4L、120馬力の特別仕様のエンジンで装備され、ドアステップにはマッサ自身のサインがプリントされるなどユニークなデザインが施されている、マッサ専用モデル。真珠色の白い車体と茶色のコーデュラ繊維の内装が際立った、F1フェラーリ・チームのドライバーであるマッサの超小型車は、スポーティーな装備がなされ、電動開閉式のスカイドームのルーフ、16インチのダイヤモンド合金仕上げのホイールと赤く塗られたブレーキ・キャリパーを備えている。
しかし、この車両の真の独自性は、120馬力までパワーアップされた1.4L、16バルブのエンジンを採用している点である。このエンジンは、競技用エンジンの設計や実験、開発や製造の他、ガソリンとディーゼルオイルのエンジンのパフォーマンスキットや、限定した台数の自動車の為の特別なエンジン搭載などを行っている、フィアット・パワートレイン・テクノロジー社(FPT)の一部門であるフィアット・パワートレイン・レーシングが開発した。
マッサは昨シーズン、6回のポール・ポジジョンを獲得し、3度の優勝(バーレーンGP、スペインGP、トルコGP)を飾り、最終ランキングでは4位。彼のこの活躍は、フェラーリにチーム・タイトルをもたらし、チームメイトであるキミ・ライコネンのF1チャンピオンのタイトル獲得に決定的な貢献をした。スポーティーなフィアット 500は、この好感のもてる、優れたブラジル人ドライバーにまさにふさわしい車となっている。