2008/1/14 19:21
三菱、【デトロイトモーターショー】出品概要
三菱と、同社の米国製造・販売会社である北米三菱自動車株式会社(MMNA: MITSUBISHI MOTORS NORTH AMERICA, Inc. 在米国カリフォルニア州サイプレス)は、米国デトロイトのコボ・センターで行われる北米国際自動車ショー(North American International Auto Show 通称デトロイトモーターショー)[一般公開は19日(土)から])で、車両運動統合制御システム「S-AWC」や、高効率トランスミッション「Twin Clutch SST」に加え、高出力、高効率の新開発クリーンディーゼルエンジンを搭載し、同社のクルマづくりの柱である「走る歓び」と「環境への貢献」を具現化したスポーツクーペのコンセプトカー『MITSUBISHI Concept-RA』を世界初披露した。
さらに、昨年春から北米市場で販売を始めた『ランサー』(日本名:『ギャラン フォルティス』)に、2.4L MIVEC 4気筒 DOHCエンジン搭載車を追加設定するとともに、新開発の2L MIVEC 4気筒 DOHC ターボチャージャー付きエンジン[最高出力177kW(240PS)、最大トルク343Nm(35kgm)]を搭載した、2008年夏に発売予定の『ランサー ラリーアート』を発表した。
また、昨年末に北米市場で発表した誰もが気持ちよく安心して「高い次元の走り」を楽しめる新世代ハイパフォーマンス4WDセダン『ランサーエボリューション』(日本名:『ランサーエボリューションX』と、昨年の東京モーターショーにも出品した、同車の特長技術である「意のままの操縦性と卓越した安定性」を実現する車両運動統合制御システムS-AWCのシャシーモデルや、S-AWCの効果が体感できる「S-AWCシアター」などを出展。さらに、三菱のクルマづくりの最重要テーマである「環境への貢献」に関しては、『MITSUBISHI Concept-RA』にも搭載し、低燃費、かつ米国の排出ガス規制「Tier2 Bin5」も視野においた次世代クリーンディーゼルエンジン、動力伝達効率に優れるTwin Clutch SSTに加え、三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」などを出品した。