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業界ニュース・自動車ニュース 2007/12/19 12:15

ホンダ、インスパイアをフルモデルチェンジ

 ホンダは、インスパイアをフルモデルチェンジし、12月21日からに発売する。高機能装備や快適装備の充実により商品魅力を大幅に向上させながら、価格は330万円から390万円と、前モデルとほぼ同じ価格帯に設定した。

 5代目となる「インスパイア」は、これまで受け継いできた上級セダンとしてのスポーティな走りと上質さをいっそう高め、「走る・曲がる・止まる」といったセダンのもつ基本性能を大幅に進化させた。また、デザイン、空間、走り、機能のすべてにおいて、「ダイナミズム」と「インテリジェンス」の両立を目指して開発された。

 国内初投入となる、新開発の「V6 3.5L i-VTECエンジン」は、走行状況にあわせて6気筒、4気筒、3気筒での燃焼に切り替える進化型の「可変シリンダーシステム(VCM:Variable Cylinder Management)」の採用と、徹底的な吸排気効率や燃焼効率の向上により、国産3.5Lクラスセダンで唯一の無鉛レギュラーガソリン仕様でありながら、206kW[280PS]、342N・m[34.9kg・m]の高出力・高トルクを達成。また、実用燃費も大幅に向上させた。

 充実の安全装備として「運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」を全タイプに標準装備し、衝突時に乗員を守る自己保護性能と相手車両への攻撃性低減を図る、独自の「コンパティビリティ対応ボディ」を採用している。また、追突の危険性を判断しドライバーに警告を与えるとともに、万が一の衝突時の被害を軽減する「追突軽減ブレーキ(CMBS:Collision Mitigation Brake System)」と「E-プリテンショナー」を35iLに標準装備している。

 上級セダンとしてのダイレクトな操作感としなやかな乗り心地を実現するために、新開発のサスペンションや、低重心化・低慣性化を実現した軽量・高剛性ボディを採用。先進性と上質を調和させたインテリアデザインや、長距離のドライブを快適にサポートするさまざまな装備とあわせ、高速道路や市街地走行などのあらゆるドライビングシーンにおいて、乗る人が心地よく、ゆとりと上質を感じる空間を追求した。


新型インスパイア誕生!
上級セダンの新型インスパイアが誕生。5人乗りの新型車は、エクステリア・インテリアともに、上質な雰囲気。燃費性能も徹底的に追求している。



     

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