2007/9/30 18:08
【F1 第15戦】 日本GP決勝コメント:スーパーアグリ
第15戦日本GPの決勝レースで、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が15位完走。アンソニー・デビッドソンは54周でリタイアに終わった。
■コメント
佐藤琢磨 (15位) 「こんなに長いセーフティカー導入は初めての経験だったし、コックピットの中はとても寒かった。スタート後のメインストレートは視界がゼロだった。僕の前の誰かがストレートの真ん中で突然ブレーキを踏み、僕はほかのマシンに接触してフロントノーズを壊してしまった。第2スティントは雨も弱くなったが、僕は最後まで走れる量の燃料を積んでいて、新しいエクストリームタイヤに交換していた。残念ながらこのコンビネーションではタイヤがオーバーヒートしてしまい、グリップが大幅に低くなった。最初に使ったタイヤを再び試したかったので、最後のセーフティカー導入のタイミングをうかがってピットインした。このタイヤの方がずっと調子がよく、最終スティントではペースが上がり、数人をオーバーテイクすることができたが、最終的にはチームにとっては残念な結果になってしまった。今週末は誰にとってもタフなグランプリだったが、こんなひどい天気の中、僕たちを応援してくれたファンの皆さんに感謝したい」
アンソニー・デビッドソン (リタイア) 「今日は本当に難しい一日だった。すごいウエットコンディションだったので、ドライバーにとっては大変だった。ミスもなく走り続けることができたのはうれしかったが、残念ながら最終的にはスロットルセンサーのトラブルでリタイアすることになった。手応えのある、いい仕事ができたと思っていたので、リタイアという結果は残念だったが、次の中国で巻き返せることを期待している」
鈴木亜久里
SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表 「今日は天気のせいで非常に難しいレースになった。両ドライバーともいい仕事をしてくれただけに、レース中に2人に問題が生じたのは残念だった。富士では霧も雨も珍しいことではないが、今日はいつもより雨がひどかった。我々もこのようなレースコンディションを切り抜けられるようなチームにならなければいけないが、今日の結果はついていなかったと思う」