2007/8/3 18:16
ポルシェ、2008年モデル受注開始
ポルシェは、911 GT2、911 GT3 RS、911 GT3、911ターボ カブリオレ、911ターボ、911タルガ4S、911タルガ4、911カレラ4Sカブリオレ、911カレラ4S、911カレラ4カブリオレ、911カレラ4、911カレラSカブリオレ、911カレラS、911カレラ カブリオレ、911カレラ、ケイマンS、ケイマン、ボクスターS、ボクスター、カイエン ターボ、カイエンS、カイエンの2008年モデルの受注を開始する。
■911モデルレンジがさらに充実
「ニュー911 GT2」は、これまで市販された911のロードカーの中でもっともパワフルなモデル。最高出力は530馬力、最大トルクは680Nmに達し、1,440kgのボディを329km/hまで加速。パワーウェイト レシオは2.72キロという驚異的な数値を誇る名実ともに「史上最速の911」となっている。また、新たに導入された革新的新技術、エクスパンション インテーク マニホールドなどの採用により、最大15%以上の燃費向上(欧州NEDCテストサイクルによる)を実現している。
「ニュー911ターボ カブリオレ」も新たに911モデルレンジに加わる1台。「ニュー911ターボ カブリオレ」はメタルトップを採用するモデルが増えていく中で、エレガントなソフトトップと圧倒的な911ターボの動力性能を併せ持つ最高に贅沢なオープントップモデル。オープントップの採用に伴う車重増加にも関わらず、最高速度はクーペモデルと同じく310km/hに到達し、0-100km/h加速でもクーペ モデルから僅か0.1秒遅れの3.8秒を記録する。「ニュー911ターボ カブリオレ」は、高性能スポーツカーの走行性能と、カブリオレならではのドライビングプレジャーを提供する。
911 GT2、911ターボ カブリオレは、9月13日から開催されるフランクフルト モーターショーでデビューする予定となっている。
■第2世代へと進化したカイエン
デビューから4年弱で合計150,371台が生産された初代モデルのあとを受けて、第2世代へ受け生まれ変わったカイエン。初代モデルと比較して、カイエンで40馬力、カイエンSで45馬力、カイエンターボでは50馬力と大きくパワーアップしつつ、「ダイレクト・フューエル・インジェクション」の採用により、各モデルの欧州NEDCテストサイクルによる燃費も大きく向上している。
カイエンにオプションとして新たに導入されたのが、「ポルシェ・ダイナミック・シャシー・コントロールシステム(PDCC)」ロールスタビライザーシステム。PASM装着車両であれば全てのカイエンに装備可能なこのシステムは、あらゆる走行状況においてボディのロールを抑え、安定した姿勢を保つもの。これによりカイエンのハンドリング、安定性、乗り心地は大幅に向上するとしている。
■好調なセールを記録しつづけるミッドシップ スポーツカー
2007年モデルからのケイマン導入により、揃い踏みとなったミッドシップ モデルは世界各国同様、日本国内においても好調なセールスを記録しつづけている。ケイマンS/ボクスターSに搭載される3.4リッターエンジンは、最高出力295PS(217kW)/6,250rpm、最大トルクは340Nmを発生し、ケイマン/ボクスターの2.7リッターエンジンは、最高出力245PS(180kW)、最大トルク273Nm/4,600rpmを発生する。
ケイマン/ボクスターすべてのモデルのエンジンには可変バルブタイミングシステム(バリオカム)と可変バルブリフトシステム(プラス)を組み合わせた「バリオカム・プラス」バルブコントロールシステムを採用し、優れたロードパフォーマンスと低燃費を同時に実現している。また、カイエンS、カイエンには、新たにマニュアルトランスミッションモデルも追加されている。
ポルシェ ジャパンではモデルイヤー2008の目標登録台数を3,800台と設定している。