2007/5/28 18:10
【F1 第5戦】 フェラーリ、「今日の結果はベスト」
第5戦モナコGP決勝レースで、フェラーリは、フェリペ・マッサが3位表彰台。キミ・ライコネンは16位のスタートポジションから追い上げを見せ、8位でフィニッシュした。
■コメント
フェリペ・マッサ (3位) 「ライバルに対して今日の結果はベストだったと思う。与えられた状況の中、レースの折り返し地点で完走することに専念した。今後の選手権を考慮するとこの6ポイントは非常に重要となる。2度目のインターバルでエクストラ・ソフトタイヤを装着して状況の変化を望んだが効果はなかった。今日の問題はトラフィックでバックマーカーの後ろで多くの時間を失なったが最終結果には影響しないと思う。ライバルと差はあるが次のレースで再び勝利する可能性がある。」
キミ・ライコネン (8位) 「追い上げが必要であることを知っていたが結果はこの通りとなってしまった。良いスタートが切れて12位までジャンプしたが、それ以降はトラフィックに阻まれて追い越しが出来なかった。自分の前には常にトラフィックでクリアーな状況はなかったが、戦略のおかげでポイント獲得が出来た。しかしこれ以上は無理だった。今日の結果はランキングで不利となったが、選手権はまだ長いから決して諦めない。」
ルカ・ バルデセッリ
テクニカル・ディレクター 「今日は優勝できるほどパフォーマンスがなかった。最初のピットストップでフェリペのタイヤをスーパーソフトに交換してみたが、上手く機能しなかったし、成功したとしても結果はは同じだったと思う。キミは16位からスタートと非常に困難な状況だった。良いスタートをしたが、その後はほとんどトラフィックにつかまっていた。8位でフィニッシュしてポイント獲得がベストな結果だと思う。ライバルとの違いを確認して、北アメリカに向かう前に解決策を見出して勝利するために戦う。」
ジャン・トッド
チーム監督 「予想した通り非常に困難なレースとなった。追越が出来ないこのコースで、予選のトップ4台がそのままの順位でフィニッシュした。後方からスタートしたキミは良い結果を得ようと努力したが、ほとんどトラフィックに阻まれ1ポイント獲得がすべてだった。今日の上位入賞者を祝福しなければならない。われわれはカナダとアメリカでの2連戦に向けて高い競争力を取り戻す必要がある。」