2007/5/14 20:03
【F1 第4戦】 マクラーレン、ハミルトンが2位でドライバーズポイント首位
F1第4戦 スペインGPの決勝で、マクラーレンは、ハミルトンが2位入賞でドライバーズポイント単独トップに立った。アロンソは、1コーナーの接触が響き、3位でレースを終えた。
■コメント
ルイス・ハミルトン(2位) 「周回を重ねるにつれて状況が良くなった。序盤はなかなかタイヤに熱が入らなかったうえ、オーバーステア気味だったが、その後わずか数周で状況が一変した。だが、その時点でフェリペ(マッサ)とのギャップが開きすぎていた。第2スティントでは、トラフィックに捕まってしまい、アンラッキーな部分もあったけど、ああいうことは時折起きる。レースの結果には概ね満足している。このままポイント獲得を続けたい。バーレーン以来、チームはずっとハードワークを続けてきた。今日は勝てなかったが、両チャンピオンシップをリードしているので、ある程度の満足感はある」
フェルナンド・アロンソ(3位) 「第1コーナーのアクシデントで、優勝のチャンスを失った。グリッドはレコードラインではなかったが、フェリペ(マッサ)のスリップについてうまく加速できた。第1コーナーでは、こちらの方が半車身ほどリードしていたが、運悪く接触してしまった。クラッシュを避けるには、グラベルに出るしかなかったが、そのせいで4位に順位を落とした。また、このアクシデントでマシンにダメージが生じて、若干マシンバランスが崩れた。第2スティントでは、タイヤがベストではなかったので、タイムをロスすることになった。だが、もしソフトタイヤを使っても、結果は同じだったと思う」
ロン・デニス
チーム代表 「ドライバー部門は1-2、コンストラクター部門もリードしたまま、モナコを迎えることができる。チーム全員の努力の賜物だ。今日はレース中盤がウィークポイントになったようだ。特にフェルナンドは、マッサをパスしようとした時にディフレクターにダメージを受けてしまった。一方、ルイスは今回もしっかりとした結果を残してくれた。言わずもがなかと思うが、今後とも最大限の努力を継続し、最大限のレースで勝利を収めたい」
ノルベルト・ハウグ
メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデント 「ルイスとフェルナンドがドライバーズ・ランキング1、2位に立っている。また、コンストラクター部門もリードしており、チーム全員に感謝の意を表したい。フェルナンドは、オープニングラップから決意溢れるアクションを見せてくれたが、不運にも結果にはつながらなかった。ルイスは今回も素晴らしい仕事をした。2週間後のモナコ、さらにその先に照準を合わせて、パフォーマンスを向上させたい」